<CEATEC2006:パイオニア>BDプレーヤーなど参考展示 − “超高精細”PDPも登場

2006年10月03日

パイオニアブースの入り口ではPDP-5000EXがお出迎え

60V型「PDP-607HX」なども展示
パイオニアブースは、プラズマテレビ“Purevision”やレコーダーのほか、興味深い技術展示やBD関連の試作機など話題が盛りだくさんだ。

Blu-ray Disc関連では、この秋アメリカで発売するBDプレーヤー「BDP-HD1」から、PDPモニター「PDP-5000EX」に映像を出画し、音声は2本の「S-1EX」で楽しむ「フルHDワールド」と名付けられた展示に注目。BDP-HD1はダブルレイヤードシャーシ、2ch専用音声出力、DLNA/Windows Media ConnectやMicrosoft Plays For Sureに対応などの特徴を持つ。アメリカでの販売価格は1,500ドル前後となる。

BDプレーヤーと5000EX、S-1EXを組み合わせた「フルHDワールド」

北米で発売を予定するBDプレーヤー「BDP-HD1」

従来から同社は、BD関連機器の国内展開について「まずプレーヤーを先に出す」旨の発表を行ってきた。あらためて説明員に尋ねたところ、やはり国内でもプレーヤーの発売が先行するとの回答が得られた。発売時期については今のところ未定という。

BDP-HD1の横にはBDレコーダーの試作機も展示。こちらは完全な試作段階とのことで、発売時期や価格、仕様等は一切明らかにされなかった。

BDレコーダーの試作機

ブース内にはTAD「Reference One」も展示

PDPの技術展示では、「超高精細PDP」の試作展示に要注目だ。18インチの画面サイズながら、解像度は1,150×540画素を実現しており、画素ピッチは水平0.36×垂直0.36mm。PDP-507HXの画素サイズを100%とすると、PDP-5000EXは50%となり、さらにこの「超高精細PDP」では20%になる。高精細化は、新材料と新構造で放電遅れを1/3に短縮したことで実現したとのことで、同社では「スーパーハイビジョンを実現する技術」とアピールしている。

超高精細PDP

超高精細PDPと現行PDPの画素サイズを比較

また、同社がNHKなどと共同で開発している、暗所撮影用の撮像素子「HEED冷陰極HARP」も展示。先日発表(関連ニュース)した高解像度のものではなく、同社が従来から発表していた256×192画素のものだったが、0.3ルクスで鮮明な映像を撮影できる感度の高さは驚きだ。

HEED冷陰極HARP撮像板

ユニークなのが、楽曲と楽曲を自動的につなげて再生する「オートフレーズリミックス」という新技術。自動でDJ再生をする技術と考えればわかりやすい。楽曲の特徴をあらかじめデータベース化しておき、再生中の楽曲の波形を解析。類似性の高い楽曲をデータベースから探し、クロスフェードでつなげて再生するというもの。楽曲がつながる様子は、独自のビジュアライザーでわかりやすく表示することができる。

オートフレーズリミックスの概要

3Dフローティングビジョンをクルマに応用した例

3Dフローティングビジョン

そのほか、メガネ無しで立体映像を実現する「3Dフローティングビジョン」技術にも注目したい。車内での使用などが想定されており、空中に浮かんだ実像と地図や操作画面が連動するなど、操作をわかりやすくする効果が期待できるという。

(Phile-web編集部)

ceatec2006report

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