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オリンパス、木を使った三次元圧縮成形加工技術を開発

公開日 2006/09/25 18:40
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オリンパス(株)は、木を素材とし、その質感や木目を活かしつつ、薄さとエンジニアプラスチックを超える硬度を両立させる三次元圧縮成形加工技術を開発したことを明らかにした。


木材の三次元圧縮成形加工技術を開発

今回の技術を用いたデジタルカメラのデザインコンセプトモデル
今回の技術を電子機器の外装・筐体に適用することにより、木の質感やぬくもりを活かしたデジタルカメラ等の製品デザインが実現できるとしている。この三次元圧縮成形加工技術により、比重約0.4〜0.5のヒノキ材を比重約1.0超、約2.5倍超圧縮まで変化させる事ができ、薄さと強度に優れる外装パーツをつくることができるという。

同社のデジタルカメラ・顕微鏡・内視鏡などのレンズは、面精度の高い独自の金型を使って成型されている。この高度な金型加工技術を木材の圧縮成形用金型に活かすことにより、成形後の後加工を施すことなく自然な光沢を持つ美しい仕上がりを施すことも可能になる。

【問い合わせ先】
オリンパスカスタマーサポートセンター
TEL/0120-084215
TEL/042-642-7499

(Phile-web編集部)

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