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<IFA2006レポート:マランツ(2)>パワーライン家庭内ネットワーク製品をデモ展示

2006/09/03
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マランツでは、電源への接続を使って音声やコントロール信号を伝送する“PLC(Power Line Communication)”の技術を用いた製品を既に市場導入している。イベントでは、PLC対応製品のデモ展示が行われていた。

■PLC対応AVレシーバーとクライアントによる実演を紹介

同社はPLC技術を採用する製品群について“WEAVE”のシリーズ名で展開する。現在発売されている対応モデルはAVレシーバーの「ZR6001」と、クライアントシステムの「ZC4001」。価格はレシーバーが1,199ユーロ、クライアントが299ユーロとなっている。


PLC対応のAVレシーバーの「ZR6001」

クライアントシステムの「ZC4001」

電源ケーブルを壁コンセントにつなぐだけで音声信号も供給される
AVレシーバーからの音楽、コントロール信号は電源コンセントから伝わり、別室に設置したクライアントから再生して楽しむこと等ができる。対応機器同士のID確認を行った後、各機に電源ケーブルを1本つなぐだけで家庭内の各部屋で音楽再生が楽しめる。クライアントは最大6台までが接続可能だ。本日はPLCに対応するiPodトランスミッター「IS201」のコンセプト展示も行われた。

PLC対応のラインナップとして紹介されたiPodトランスミッター「IS201」PLC対応のラインナップとして紹介されたiPodトランスミッター「IS201」

“WEAVE”シリーズのデモ用プレーヤーとして使われた、ESCIENTブランドのHDレコーダー「SE-160i」

同じくデモ用プレーヤーとして使われた、マランツの5ディスクチェンジャー「CC4001」

■ピュアオーディオ製品のシグネチャーモデルも好評

欧州限定の企画商品として、昨年のIFAでも紹介された「KEN ISHIWATAシグネチャーモデル KIシリーズ」が今年も展示された。「PM7001」はベーシックモデルが499ユーロに対し、KIシリーズ「PM7001 KI」は799ユーロで販売される。ミドルレンジクラスのSACD/CDプレーヤー「SA7001」(599ユーロ)のシグネチャーモデル「SA7001 KI」は899ユーロで販売され、オーディオファンを中心に好評を博しているという。

プリメインアンプ「PM7001 KI」

SACD/CDプレーヤー「SA7001 KI」SACD/CDプレーヤー「SA7001 KI」

(Phile-web編集部・山本)

[IFA2006REPORT]

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