HOME > ニュース > <IFA2006レポート:フィリップス(2)>BD対応のメディアセンターPCを展示

<IFA2006レポート:フィリップス(2)>BD対応のメディアセンターPCを展示

2006/09/03
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フィリップスはBD/DVD/CDへの記録・再生機能を搭載するメディアセンターPC「MCP9480i」を出展する。ほかにも北米から販売を開始するBDプレーヤー「BDP9000」も注目を浴びている。

■BD/DVD/CDへ記録・再生可能、320GBのHDDも搭載する

「MCP9480i」はBD対応を実現したメディアセンターPC。Intel Viivテクノロジーを採用する次世代PCとして、Intel Pentium Dデュアル・コアプロセッサーと、Intel G965チップセットを搭載し、高い処理能力を実現している。


メディアセンターPC「MCP9480i」

本体前面にはi.Link端子を装備する
本体内蔵のBD/DVD/CDへの書き込みに対応するドライブは、フィリップス製“トリプルライター”「SPD7000」が搭載されているようだ。本製品はBDへの2倍速書き込みに対応する。製品単体としては9月より欧州と北米地域で発売が開始される。


独自開発のインターフェースアプリケーション「My Philips Zone」

“トリプルライター”「SPD7000」
本体には320GBのハードディスクとデジタルチューナー、アナログチューナーを1基ずつ搭載する。本機に録画したコンテンツは、ホームネットワーク上を介して別室のノートPCなどで視聴が可能だ。DRMのコンテンツ保護に対応している。搭載するOSはWindows XP Media Center Home Edition 2005。操作系のインターフェース・アプリケーションとして、フィリップス独自開発の「My Philips Zone」を採用し、コンテンツの視聴や録画、ディスクへの書き込みなどの操作が手軽に行える。

■BDプレーヤー「BDP9000」は北米から発売開始

新製品BDプレーヤー「BDP9000」は1080p出力に対応するHDMI端子を搭載する。今年の秋から北米で、2007年初頭から欧州で販売が開始される予定だ。

BDプレーヤー「BDP9000」

【番外編】現地展示説明員に訊く:欧州コンシューマーにとってのフィリップス


フィリップスブースの展示説明員 Rasco Brietzeさん
日本で開催されるコンシューマー・エレクトロニクスショー同様、IFA会場には各ブランドの商品や技術の魅力を説明してくれるドイツ人のスタッフが控えている。今回はフィリップスの展示説明員を努める、Rasco Brietzeさんに欧州での「Philips」ブランドのイメージについて訊ねてみた。

Q:欧州でフィリップスはどんなブランドイメージを持たれていると思いますか?
A:フィリップスは欧州で最も品質の高い商品をつくっているブランドとして、イメージを確立していると思います。殊にホームエンターテインメント機器の分野では、最近液晶テレビの人気がとても高まっています。

Q:ホームエンターテインメント機器の分野で、あなたが欧州でのフィリップスの良きライバルだと思うブランドはどこですか?
A:そうですね、1番手はソニーだと思います。2番手には最近成長が著しいサムスンではないでしょうか。

Q:あなたが今、一つフィリップスの商品を買うとしたらどれが欲しいですか?
A:「Ambilight」搭載の大画面液晶テレビが欲しいですね。品質の高さでは、欧州でとても評判の高い商品です。


(Phile-web編集部・山本)

[IFA2006REPORT]

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE