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9月開催へ準備は万全 − IFA2006ベルリンショーの概要が明らかにされる

公開日 2006/07/20 18:06
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20日にCEATEC JAPAN実施協議会が開催した「CEATEC JAPAN 2006」記者説明会において、イベントのグローバルパートナーであるIFAベルリンショーが今年の9月に開催を控え、開催概要を明らかにするプレゼンテーションを行った。


メッセ・ベルリン社 クリスチャン・ゲーケ氏
会場にはIFA2006主催者を代表して、メッセ・ベルリン社COOのクリスチャン・ゲーケ氏が来日し、イベントの詳細を説明した。


IFA2006出展募集の立ち上がりも好調を維持

キーノートスピーチをはじめ、早くも各見どころが世界からの注目を浴びている
これまでドイツの首都ベルリンにおいて隔年ペースで開催されていた、世界最大のコンシューマー・エレクトロニクスショー「IFA」は、今年2006年から毎年の開催へと切り替わった。この変化についてゲーケ氏は「これはリスクも伴う大変重要な決断だった」と語りながら、「イベントの成功に向けてアグレッシブに取り組んできた結果、既に会場スペースの80%が予約で埋まる盛況をみせている」とし、「今年のイベントも大成功となる確信を得ている」と意気込みを示した。

今年の展示内容については「ハイ・ディフィニション対応の大画面テレビや、次世代光ディスク、モバイル機器を中心に、これまでよりさらに広く、深い内容の展示になるだろう」と言う。ワールドカップ・サッカーが大成功をおさめたドイツを中心に、今年は欧州でもHDコンテンツとその再生環境が大いに充実するだろうと予測されている。

会期中に開催されるコンシューマー・エレクトロニクス業界のトップ・マネージャーを招いたキーノートスピーチには、すでに東芝デジタルメディアネットワーク社・藤井美英社長をはじめ、著名スピーカーたちが名を連ね、世界の注目を集めている。ショー期間中は広大なイベント会場において、著名ロックミュージシャンを招いたコンサートや様々なイベントが開催されるのもIFAの醍醐味の一つだ。ゲーケ氏は最後に日本国内の関係者に向けて「躍動する街ベルリンで行われるエキサイティングなショーに、ぜひ足を運んでいただき、最先端技術とその成果にふれて欲しい」とメッセージを残した。

>>「IFA2006」公認 日本語サイト



メッセ・ミュンヘン・インターナショナル社 クラウス・ディトリッヒ氏

「electronica 2006」の概要
本日の会場では、IFAと同じくドイツで2年ごとに開催される電子部品の世界的な見本市である「electronica 2006」の開催概要が、メッセ・ミュンヘン・インターナショナル社の常務取締役であるクラウス・ディトリッヒ氏より紹介された。

本イベントは今年の11月14日より17日まで、ドイツの新ミュンヘン国際見本市会場で開催される。未来志向のコンポーネントやアプリケーションを中心とした展示が行われ、今年のイベントには3,030社の参加が予測されている。ディトリッヒ氏は、「このグローバルなイベントに参加いただくことにより、業界の最先端技術やアプリケーションに触れていただけるだけでなく、人的ネットワークの発展に役立てて頂きたい」と語り、日本関係者の参加を呼びかけた。

>>「electronica 2006」のホームページ(英語)

(Phile-web編集部)

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