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<超速!レポート> 次世代DVD「HD DVDプレーヤー」をさっそく買いました!(4)

2006/03/31
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ここからは編集部の視聴スタジオに移ります。詳しいレポートは月刊AVレビュー5月号(4月17日発売号)にまとめて掲載いたしますので、ご了承ください。とにかく買ってきたばかりなのでファーストインプレッションになります。


今晩は豪華コラボレーションを楽しみます。
写真をご覧ください。国内の最新人気プロジェクター2台(ソニーSXRD、ビクターD-ILA)とHD DVDプレーヤー初号機の豪華コラボレーションです。


本機の初期設定画面です。映像・音声の出力設定のほか、ネットワーク関連の設定もあります。
映像接続はHDMIケーブル経由で行いました。ちょっと待てよ・・・。HDMI出力は1系統しかありません。プロジェクターにダイレクトにつないでしまうと、音声はどうするのでしょう?

もちろんHD-XA1は、スペックでお分かりのとおり、最新のサラウンドフォーマット(ドルビーデジタルプラス、ドルビートゥルーHD、DTS-HD)のビットストリーム出力に対応していません。そもそもHDMI端子のVer1.2aでは出力対応していないからです。

ヤマハ、マランツなどのHDMIリピーター機能つきのAVアンプを経由してプロジェクターにつなぐのがいいのでしょうか。最近出始めたHDMIスイッチャー&分配器を使用するのがいいのでしょうか。このあたりは画質・音質への影響を含めて検討する必要がありそうです。

というよりも、プレーヤーにはHDMI出力を2系統つけてほしいものです。

電源を入れると初期設定「SETUP」に入ります。出力設定のほか、時刻設定、ネットワーク設定などが必要です。やはりDVDプレーヤーよりは機能が進化したぶん、設定が増えています。

初期設定画面はなんだかピンボケっぽいようです。プロジェクターを調整してみるとプロジェクター本体のメニュー文字はカッチリと出てきます。ということはHD DVDプレーヤーのメニューの“味”なのでしょうか・・・? ソフトの画質は違うことを祈るのみです。

ひととおり設定を終え、早速、付属ソフトを再生してみます。1080i出力です。スッキリとしたHD画質が印象的です。DVDプレーヤーの初号機の時とは雲泥の差です。やはりプロジェクターでの視聴に耐える画には仕上がっているようです。リモコンのダイレクトボタンで720pに切り替えてみます。

付属DVDのメニュー画面

1080iほどのインパクトはありません。DVDのSD画質もアップコンできる時代ですから、HD DVDの楽しみは1080iをそのまま楽しむのがスジなのでしょう。

7.1chではありませんが音が印象的です。しっかりとした芯のある音は、本体シャーシの重さが効いているのか、DVDよりも良くなっているかもしれません。最近のDVDプレーヤーは軽くてパコパコですものね。オーディオ機器はやっぱり重くなくてはダメですね。

付属のソフトでは、新しいメニュー機能「ポップアップメニュー」ができませんでした。オマケソフトなので、そういうふうに作られていないのでしょうか。それとも私のリモコン操作が悪いのでしょうか?

いずれにしても画質は思いのほか、安心できるレベルです。これから世代を重ねるにしたがって、もっともっと良くなると思いますし、「買ってよかった」HD DVDプレーヤー。

今晩はもっとじっくり見比べてみたいと思います。詳細は月刊AVレビュー本誌にて。

(月刊AVレビュー編集部)

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