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2006年年頭アンケート<メディア編>「TDKマーケティング」

公開日 2006/01/05 00:12
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TDKマーケティング(株) 取締役 営業部長 塚本敦雄氏
Blue-ray対応メディアを他社に先駆け発売し差別化を図る

Q1:メディアを取り巻く環境は、激しく変化しています。2006年の記録メディアのビジネスをどのように展望されますか。

2006年度は、DVDメディア他の需要変化に伴い、記録メディア商品のコモデティー化はさらに強まり、メーカーの販売環境はさらに厳しくなることが想定される。また同時に少子高齢化、環境問題、個人情報保護等により、市場を取り巻く社会環境の変化により、お客様の要求もさらに多様化し、より高品質でより利便性の優れた高品質の商品への期待は高まることと考える。

さらに本年度は景気回復基調にあり、それらのプラス要因となるであろう冬季オリンピック、サッカーワールドカップ等の大型イベントも多く催され、需要の大幅な拡大が期待される。

以上のように記録メディアビジネスにおける市場環境は本年度も激変すると考えられる。ついては弊社として、お客様のニーズに謙虚に耳を傾け、それらのご期待にタイムリーにお答えできる価値の高い商品を、迅速に市場に投入できる最適な体制を整え、対処したいと考えている。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

2006年度はTDKとして、お客様からのご要望に最適な商品としてTDKのオリジナルの技術を採用した高付加価値商品の品揃えをさらに強化したいと考えている。特にDVD関連においてはお客様の使用環境に十分に配慮し、記録メディアのみならず周辺商品の品揃えも充実し、便利さと安心により豊かな使用環境を提供していきたいと考えている。

また本年度はいよいよ業界期待の次世代DVD市場も本格的に立ち上がるものと考えられる。弊社としては『DURABISハードコート』技術をより多くのお客様に認知いただくと同時に、それらの技術を活用したBlue-ray対応メディアを他社に先駆け発売することにより、差別化された活動を展開したいと考える。

またデジタル商品のみならず高齢化及び環境問題等に配慮した記録メディア商品及びメンテナンス商品にも注力し、お客様のニーズに対応できる商品を豊富に取り揃える予定である。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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