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2006年年頭アンケート「ホームシアター」

2006/01/04
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(株)ホームシアター 営業部 リーダー 市野金行氏
一様ではない消費者のスタイルに多彩なラインナップで応える

Q1:業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

ホームシアターは、プレステの登場、DVDの普及と、映像の解像度向上を大きなトリガーとして発展してきた。高解像度化が進めば大画面化へと動く。デジタルAV機器の普及、地上デジタル放送エリアの拡大はまさに好材料であり、映し出すプロジェクターも高解像度化が進んでいる。プロジェクター&スクリーンはさらに普及していく可能性がある。

映画鑑賞に限らず、スポーツ観戦やコンサートライブなど目的は多様化していくだろう。ホームビデオも例外ではない。子供がスクリーンの前に座り込み頑張った運動会に見入る様子を想像してほしい。ゲーム業界が投入する新たな機器も、大画面に十分な解像度を持っている。小さな画面より大画面の方が楽しく迫力あるゲームを体験できる。他にもキャンプなど、色々な楽しみ方がある。

人の趣味嗜好は一様ではない。自分が本当に欲しいと思うものしか購買意識は働かない。消費者のスタイルに合った提案がなされることが重要であり、それが消費を拡大していく。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

消費者のスタイルは一様ではない。したがって、個々のスタイルにあった製品が必要である。

固定的な設置ができない場合には、工事レスの「G1」シリーズが提案できる。置いて引き上げるだけの簡単設置で、いつもの場所に置くのであれば、引き上げるだけのワンアクションで設置が完了するし、気分を変えて、場所を移すことも可能だ。現在も大変大好評で、今後もより出荷量が増えていくだろう。

面倒な配線が無く使えるプロジェクター「DV10」も新たな層の発掘につながると考えている。

逆に、固定設置して何時も同じ状態で使うのであれば、電動式なら「E1」シリーズ、手動であればスプリング式の「A1」シリーズ、コストパフォーマンスの高さなら「MT」シリーズと、豊富なラインナップを用意する。
これら多彩なシリーズの中から、満足のいく製品を選んでいただけるものと考えている。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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