HOME > ニュース > 11月19日より第6回東京フィルメックスが有楽町で開催:27日まで

11月19日より第6回東京フィルメックスが有楽町で開催:27日まで

公開日 2005/11/16 17:25
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アジアの監督作品や映画史上の貴重作品に焦点をあてている国際映画祭、東京フィルメックスが東京有楽町の朝日ホール他で開催される。(11月19日〜27日)

インターナショナルコンペティションではアジアの若手監督作品9本が上映される他、世界の最新トレンドとしてホウ・シャオシェン(侯孝賢)、アボルファズル・ジャリリ、廣木隆一、アモス・ギタイら7人の最新作を特別招待。

同映画祭が毎回力を入れる映画史上の知られざる傑作の特集では、本年は「映画大国スイス 1920’〜1940’」と題し、スイスの歴史的なフィルムを上映。


「雪崩」(1925年 ジャック・フェデー監督作品のサイレント映画「雪崩」は、伴奏付きで上映される)

「霧笛(きりふえ)」(1933年。ディミトリ・キルサノフ監督)
永世中立国の事情を反映して、セルゲイ・M・エイゼンシュテイン、ダグラス・サークといったスイス以外の国籍を持つ巨匠たちの知られざる傑作が集められた。
 

「私刑(リンチ)」 (中川信夫監督 1949年 新東宝・竹井プロ)(c)国際放映

「さすらいの旅路」(中川信夫監督 1951年 新東宝) (c)国際放映
毎回東京国立近代美術館フィルムセンターでおこなう日本映画アーカイヴからの上映は、独自の映像美学で独特の怪奇映画を作ったことで知られる中川信夫監督の特集「生誕100年記念 映画監督中川信夫 −地獄のアルチザンー」を開催する。


「スリー・タイムズ」 (ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督 2005)

「落ちる人」 (フレッド・ケレメン監督 2005)

「セックスと哲学」(モフセン・マフマルバフ監督 2005)
プログラム内容、チケットなどの詳細は以下まで。
第6回東京フィルメックス
http://www.filmex.net/index.htm

(文:山之内優子)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE