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<A&V FESTA 2005レポート>映画音響監督・百瀬慶一さんのDTSセミナーに大反響

2005/09/24
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会場スペース一杯になった参加者
24日、A&Vフェスタのdts Japanのブース(205号室)で、映画音響監督・百瀬慶一さんのセミナーが開催された。第1回は整理券による入場制限も行って、さらに立ち見も出る大盛況であった。

百瀬氏は、AVレビュー誌にて音響演出・クリエイターの立場で、ソフトとハードの関係を紐解きながらホームシアターについて論じる好評連載中の記事「目から鱗のシネマサウンド」を執筆している。


司会のdts japan 中山氏(左)と、映画音響監督・百瀬慶一氏(左)
サラウンドにまつわるプロの目(耳?)線での指摘に、参加されたお客様も興味津々。意外と知られていない“ハリウッドの製作現場の常識”や“パッケージソフトの質”、“今のハードウェアの問題点”なども解説され、初めて聞かれるネタも次々飛び出す。ホームシアターと映画の接点が面白く語られた。

イベントの終わりには、dtsサラウンドデモソフト「Surround#9」から、お客様のリクエストトラックに応えて、即興でサラウンド制作環境を解説する、「百瀬の耳」も披露された。

今後も月刊AVレビュー誌上で、百瀬氏のサラウンド連載にご期待いただきたい。

百瀬慶一氏プロフィール
1965年、兵庫県出身、慶應大学卒業後、広告代理店を経てSMEにて音楽プロデューサーへ。篠原涼子with t.komuro「愛しさと切なさと心強さと」プロデュース後、映像演出を学ぶためL.Aに留学。『BLOOD THE LAST VAMPIRE』で音響監督デビュー。映画『リターナー』『サトラレ』『スチームボーイ』など実写とアニメの両分野、そしてテーマパークや博物館などでの音響演出を務める。


(月刊AVレビュー編集部)

avfesta2005

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