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[CEDIA EXPO 2005レポート]2層構造で明所での画質を大幅に改善したスクリーン

公開日 2005/09/12 10:55
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確かに明るい、色抜けがなく見やすい。新スクリーン“ミラージュ”

明所でも高い視認性を確保
日本ではなじみがないがスクリーンメーカーとしてCEDIA EXPOの常連で実績ある会社がスクリーンイノベーション社。

スクリーンの生地開発よりホームシアターに設置する機構やソリューションを手がける会社だが、このたび明るい部屋でも従来よりはるかに映像が見やすい新シリーズ“ミラージュ”を開発、RCAドーム内のブースで公開した。

“Taking Projectors Out of the Dark”が謳い文句で、会場に掲げられたミラージュにフロント投射された映像は確かに明るく、見やすい。

同社比で10倍のコントラスト比を確保(スクリーンイノベーション社の生地はマットが標準)、視覚上2倍の明るさが得られるという。これはオリジナルのマット生地層(反射層)の上に、照明光をキャンセルし、プロジェクターからの入射光のみ回帰させる光学層をあらたに設けた2層構造によって初めて実現したという。

(ホームシアターファイル編集部・大橋)

[CEDIA2005]

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