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[CEDIA EXPO 2005レポート]そろそろ変なの行くゾ−ホームシアターの着せ替え人形!?

公開日 2005/09/12 10:13
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障子をデザイン化したアメリカの和風シアター。その名もSAPPORO(1)

同(2)
CEDIA EXPOの面白さは、実をいうと大メーカーの最新AV機器でもピュアオーディオのハイエンドでもない。それらは先立つIFAでも、この後の日本のショーでも見られるものばかりだからだ。

ホームシアターの俗なる部分が吹きこぼれるようなアメリカ的アイデアや商魂(よく言えば、顧客志向)がCEDIA EXPOの楽しさだ。アコースティックイノベーション社のホームシアターのパッケージ“ショーケース”は、日本の生真面目なホームシアタービジネスとは一味違う遊び心とエンターテインメント精神にあふれている。

まずホームシアターのシミュレーションソフトが楽しい。CADで図面を描いたりするのは日本でも当たり前だが、同社のソフトはリアルなCG上で、好きなソファを室内の任意の位置にドラグ&ドロップしたり、プロジェクターやスクリーンの設置を変えてみたり、ホームシアターデザインとインテリアを顧客が着せ替え人形のようにシミュレーションできる。

ホームシアターはさまざまなデザインとテイストがプリパッケージされていて、気の利いたネーミングが付けられている。マーケットが大きいからできるシステムだが、日本のホームシアター予備軍にもぜひ体験させてあげたいと思った。

(ホームシアターファイル編集部・大橋)

[CEDIA2005]

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