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<IFA2005レポート:富士通ゼネラル>フルHDプロジェクター「LPF-D711」の試写に長蛇の列

公開日 2005/09/04 19:45
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富士通ゼネラルのフルデジタルビデオプロセッサー「AVM」は日本・北米のみならず、欧州においても高い名声を博しており、FUJITSUブランドの信頼性と認知を高めている。

フルHDプロジェクター「LPF-D711」。価格は全世界統一だが、欧州ではブラックモデルのみの展開となる

「LPF-D711」の試写室には絶えず行列が出来あがる

PDPの展示にも力がこもる。ドイツでパートナーシップを組むKEFとのコラボレーション展示

「AVM」の性能をさらに向上させた「AVM II」は2004年に日本国内で発表されたが、今回のIFA展示ではこの「AVM II」を搭載したPDP新製品「P50XTA40GS」「P42HTS40GS」をはじめ、フルHD液晶プロジェクター「LPF-D711」を前面に打ち出した密度の濃い展示を行い、同社製品の優れた画質を来場者に紹介している。

フルHDプロジェクター「LPF-D711」は日本国内のホームシアターファンにも少なからぬ衝撃とともに受け入れられた。今回富士通ゼネラルのブースに設けられた本機の試写室には、絶えず来場者の列ができている。本機に対する欧州コンシューマーの関心の高さをうかがい知ることができる。

CEDIA 2005の賞は「LPF-D711」のほかPDPも受賞

ドイツの権威ある「+ X」をPDPの2モデルが受賞した

AVMプロセッサーの新旧を比較するデモ展示

なお、本機は毎年北米で開催されるCEDIAが優秀な製品に贈る「Best Front Projection(over $15,000 R.R.P.)」部門における2005年の賞に輝いている。また、ドイツの著名なプロダクトアワードである「+X(PLUS X) AWARD」においても、今夏同社の42インチPDP「P42HTS40ES」と50インチPDP「P50XTA40ES」が受賞したことがブースで紹介されている。

ディーラー向けには年末の最新PDP商品を紹介する

一般来場者向けの展示では、PDPの視聴スペースも各所に設けられるとともに初代「AVM」と、進化した「AVM II」との画質比較や、本プロセッサーが搭載するデジタルノイズリダクション、低輝度多諧調化処理、ナチュラルカラーチューニング、Image Adaptive Processing等の先進の映像クオリティ技術を体験させるデモも行う。

さらにディーラー向けのスペースには同社が欧州エリアの年末商戦に向けて送り出すPDPの新製品が63/55/50/42インチの各サイズに渡って展示されている。プロジェクター「LPF-D711」とともにディーラーからの反応も上々であるという。

(Phile-web編集部・山本)
[IFA2005REPORT]

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