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フジTVやNTT、ミリ波無線によるHD映像素材の非圧縮多重伝送実験を共同実施

公開日 2005/08/11 17:32
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非圧縮HD映像の無線多重伝送システム構成

本実験が可能にする大規模イベント中継の展開イメージ
(株)フジテレビジョン(以下:フジテレビ)、日本電信電話(株)(以下:NTT)、NTTコミュニケーションズ(株)(以下NTT Comm)の3社は、120ギガヘルツ帯ミリ波無線によるHD映像素材の非圧縮多重伝送実験を共同で実施する。

本実験では、光ファイバーのアクセスポイントがないエリアから、または敷設困難な中継先からでも、HD映像素材を遅延なく、かつ複数回線同時に無線伝送可能であることを実証することが目的となる。

現在では、光ファイバーを用いたブロードバンドネットワークを利用すれば、HD映像素材を圧縮することなく中継先から伝送するは可能だが、一方で光ファイバーのアクセスポイントがない、あるいは敷設が難しい等の理由で光ファイバーが利用できない中継先からは、現状HD映像素材を圧縮しマイクロ波無線を用いて伝送している。この場合では、映像の圧縮による遅延の発生や画質の劣化等の問題が起こりうる。

各社は今回の実験により、NTT研究所が研究を進めている120ギガヘルツ帯ミリ波無線技術、フジテレビのHDコンテンツ制作技術、NTT Comの非圧縮HD伝送技術をはじめとする、それぞれの技術やノウハウを持ち寄って、非圧縮HD映像素材の多重無線伝送に関する技術課題に取り組む体制を構える。実験は8月以降来年春までに数回、東京台場のフジテレビジョンや厚木のNTT研究所等で、非圧縮HD映像の複数回線多重伝送実験を実施する、世界初の試みとなる。

(Phile-web編集部)

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