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「引き続きBlu-rayより良い技術があるか検討」次世代DVDに関してソニーがコメント

2005/05/10
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本日、日本経済新聞が、規格の一本化が進んでいるとされる次世代DVDについて、ディスク構造はソニー方式、ソフトウェアは東芝方式のハイブリッドで調整中、と報道した。

Blu-ray Discを推進するソニー、松下電器と、HD DVDの東芝が、規格の一本化に向けた交渉に入っているという報道が先月あったが、今回の報道では、より具体的な規格案に言及している。

この報道についてソニー(株)広報センターは、「ソニーはこれまで同様、もっともユーザーにとって利便性が高い環境を提供する努力を続けていく。次世代光ディスクに関しては、これまでと同様、他のフォーマットとの連携を模索していく」と、前回の報道の際と同じコメントを発表した。

報道は事実か、との編集部の質問に対しては、「『ディスク構造はソニー方式』という書き方は誤り。Blu-rayのディスクは、松下電器やパイオニアなど、多数のメーカーの技術が投入されている。今回の報道で事実と合っているのは、ソニー・松下電器が、東芝と交渉を行っていることだ。光ディスクの規格は10年単位で考えるべきものであり、ソニー・松下電器の両社とも、Blu-rayよりも良い技術があるかどうか、可能性を引き続き探っている」と述べた。

(Phile-web編集部)

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