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インテリアセンターから川上元美氏デザインの新作家具「クォード ラックス」登場 <その1>

公開日 2005/05/03 11:51
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我が国の代表的な木材の集積地、北海道旭川市で常に上質な木工家具を作り続けている(株)インテリアセンター。早くからプラズマディスプレイの設置が可能なローボードやホームシアタープロジェクターが収納できる家具やテーブルなども手がけ、実際にご使用になっている方も多いだろう。

そんな同社のブランド「カンディハウス」から、新作家具のシリーズ「QUOD LUX(クォード ラックス)」が登場した。同社が今後取り組んでいく「LUX(ラグジュアリー)グレード」の第一弾として発売されるものだ。

デザインはインテリア・プロダクトデザインの第一人者、川上元美氏が手がけ、デザイン、質、構造、仕上げのすべてにおいて上質であることを追求している。

クオード ラックス「TVボード」。天板部に「うづくり仕上げ」を採用。扉ガラスはハーフミラー仕上げ

リビングでの提案。ソファは「2Pワンアーム」と「ロングシート」の組み合わせ。コーナーテーブルなどもラインアップ

広々としたリビングに映える、存在感のあるデザインに加えて、注目すべきは日本の伝統技法である「うづくり(木材の表面を加工し、木目の凹凸を浮きだたせたもの)仕上げ」を採用したこと。木の肌触りとシックな装いの両立は見事なもの。さらに椅子の台座と脚、及びテーブルと幕板と脚の接合には、強度と美しさを兼ね備えた、これも我が国の伝統技法である「三方留め接ぎ」を採用。椅子の張り地にはヨーロッパの伝統的な最高級ファブリックであるホースヘアーや、ドイツから輸入したなめしのしっかりした皮革も用意するなど、上質かつオーソドックスで、飽きのこない製品に仕上がっている。敢えて量産を目指さず、妥協のない製品作りを目指すため、シリーズはすべて受注生産となる。

伝統技法を生かしながら、モダンなリビングに映える新シリーズ

天板や脚部に手の込んだ造りが施されたダイニングテーブルやチェア

同シリーズの展開にあたって、川上氏によるレクチャーが開催された。明日はそのレポートを通して製品の魅力にさらに迫ってみたい。

(ホームシアターファイル編集部)

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