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日立とスピルバーグの“宇宙戦争”がタッグを組んでグローバルキャンペーンを展開

公開日 2005/04/21 17:23
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コンシューマー事業統括本部 中村 企画本部長/立花 執行役常務/ジョンソン 上級副社長/クリップス 社長

(株)日立製作所 コンシューマー事業統括本部は、「Glocal」(Global + Localの造語)をキーワードにした新マーケティング戦略の第1弾として、2005年6月29日公開のハリウッド映画「宇宙戦争」とのタイアップによるグローバルキャンペーンを5月1日から8月31日まで実施すると発表した。

「宇宙戦争」は、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演、パラマウント映画製作の話題作。日立は映画内にプラズマテレビ、DVDビデオカメラなどのデジタル家電製品を提供している。また、キャンペーン期間内は同社テレビCMに「宇宙戦争」の映像を使用するなど、相互の宣伝効果を狙ったキャンペーンとなる。

本日都内にて行われた記者発表会には、パラマウント映画の上級副社長のジョアンナ・ジョンソン、配給を行うUIPの社長兼COOのアンドリュー・クリップスらが出席し、キャンペーンにかける期待を語った。

まず初めに登壇したのは(株)日立製作所 執行役常務 コンシューマー事業統括本部長の立花和弘氏。デジタルAV製品における日立ブランドの強化を図るためには“ブランドの差別化”が必要であるとした上で、グローバルな視点での宣伝・販促を展開するのに「宇宙戦争」とのタイアップが最適であったと説明した。今回、『世界をドキドキさせる映像が好きだ』というキャッチフレーズのもと、世界28ヶ国で新聞、雑誌、インターネットなどを使ったキャンペーンを展開するという。

パラマウントのジョンソン氏は、「宇宙戦争は最高の映画」と語るとともに、「日立と組んで映画を世界中にアピールできるのはうれしいこと」と話した。またUIPのクリップス氏は、世界で約9,000プリントが同時公開されることを明らかにし、パラマウント映画としては過去最大規模の上映数になると説明した。日本では約750プリントが同時公開されるという。さらに同氏は、6月13日に日本で先行プレミア公開が行われ、スピルバーグ監督、トム・クルーズが来日する予定であることも明らかにした。

プラズマテレビ

DVDビデオカメラ

(Phile-web編集部 伊藤)

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