メモリーテック、アクセスと共同でHD DVD対応のレーザー方式原盤記録装置を開発

2005年04月13日

メモリーテック(株)は、(株)アクセスと共同でHD DVD対応の半導体レーザーを搭載したLBR(レーザー方式原盤記録装置)を開発したことを明らかにした。同社は今後本機を全世界市場に向けて販売していく予定であるとしている。

同社は今回の製品を開発したことにより、従来のCDやDVDのプロセスラインを使って容易にHD DVD用のスタンパーを量産でき、品質についても現行のDVDと同等レベルのものが生産できるとしている。また製品の特長として下記の点を挙げている。

1)従来は351nmのクリプトンレーザーを使用し、1枚のスタンパーを作るのに約3時間を要していたが、375nmの半導体レーザーを採用し2時間に短縮した。
2)理論的にはLBRの記録波長が短いUV光LBRの方が、高密度のピットをカッティングするのに有利だが、半導体レーザーで直接光変調し、書き込み時の電気信号の波形を工夫することで、351nmのガスレーザー使用に比べて優れた電気信号特性を得ることが可能になった。

今後LBRの製造・販売は、共同開発を行った(株)アクセスが行う予定だ。販売価格については、セット当たり1.2億円程度で、初年度20セット程度の販売が計画されている。また、半導体レーザーを用いた記録光源は、ドイツのオミクロン社と当社が共同開発したもので、国内での販売は、オミクロン社の販売代理店である(株)日本レーザーが担当する。現行の光源のレーザーについても対応が予定されており、既存のLBRと組み合わせて、高品質かつ高速なHD DVDのマスタリングが可能になる見込みだ。

【問い合わせ先】
メモリーテック(株)
TEL/03-3405-8835  

関連記事