トヨタ夢の住宅PAPIでユビキタスネットワークライフを体験しよう!

2005年03月25日
最先端技術もりだくさんの近未来住宅PAPI
本日から、ついに愛知万博が開幕する。それにあわせて、トヨタが開発した近未来住宅PAPIがいよいよ一般公開される。

基本コンセプトとして掲げられているのは「ファクター4」だ。

これは「生活の豊かさを2倍、環境負荷を1/2にすることで、資源を4倍有効に使っていこう」という考え方。持続可能な地球環境を育むうえで、住宅においてもデジタル家電においても、今後のスタンダードとなりうるコンセプトだ。そうした視点から、このPAPIでは最先端技術の粋が集められている。


さて、ファイルウェブの読者のみなさんが興味をもたれるのは、ユビキタス・コンピューティング技術を使うと、映像と音楽がいかに豊かに暮らしに溶け込んでいくのかというところだろう。


見どころをひとつひとつ見ていこう。


ヤマハのミュージックキャストが暮らしを優しい音楽で包み込む
まずはミュージック・ネットワークシステムだ。ユビキタス・コミュニケータという携帯端末を持って室内を移動すると、その人の動きに合わせて、たとえばリビングからキッチンへ、自然と音楽がついてくる仕組みになっている。これはヤマハの「ミュージックキャスト」を活用したもの。家中どこにいっても同じ楽曲、心地よいBGMがついてくる感覚は新鮮だ。



ユビキタス・コミュニケータでチケットのIDタグを読み取ると、ピアノの自動演奏が始まる
そしてピアノの自動演奏もユニークだ。IDタグが埋め込まれたチケットにユビキタス・コミュニケータをかざすだけで、ライヴ会場でおこなわれているピアノ演奏が、目の前で映像とシンクロしながら繰り広げられる。つまり、ライヴにいけなくなっても、リアルタイムで自宅のピアノからアーティストの演奏が実際に楽しめるのだ。



映像と音にこだわった専用AVルーム
最高品位の映像・音楽を慈しむAVルームも注目だ。こちらもヤマハとの全面コラボレーションで誕生した空間。映像はDLPプロジェクターDPX-1200から部屋の左右の長さをいっぱいに使って、130インチの大スクリーンに映し出される。「音楽再生のヤマハ」だけあって、音響面は細部までこだわられている。このスペースの上部は主寝室になっているという設定で、防音にも配慮がなされていて、D55という高い遮音レベルを実現している。

将来的に、こうしたAV専用室がひとつのユニットとしてモジュール化されれば、本格的なホームシアターが手頃な価格で住宅にインストールできるかもしれない。


このほかにも、見どころは盛りだくさん。クルマと住宅の融合、生体センサーを活用した快適睡眠寝室、自動倉庫のノウハウが活きた「インテリジェンス収納」や、メディアステーションを活用した食品管理など、ほんの数年後の近い将来に実現可能なレベルの展示がなされていて、快適な未来の暮らしを具体的に体感することができる。

詳細は4月20日に発売されるホームシアターファイル誌にも掲載されるので、そちらを参照してほしい。

PAPIの所在地は愛知県長久手町。万博会場からリニモで2駅のところにある芸大通駅から徒歩5分、トヨタ博物館の向かいという格好のロケーションだ。
万博にお越しの際は、ぜひ足を運んでいただきたい。

ちなみにPAPIを見てまわるためには、60分のガイドツアーへの予約が必修となる。万博に出かける前に、下記リンクから事前登録をしておこう。
(ホームシアターファイル編集部)