「FinePix F10が絶好調」−富士フイルムイメージングの坂根専務に聞く

2005年03月24日
富士フイルムイメージング(株)が3月に発売したデジカメ「FinePix F10」が好調だ。同社取締役 専務執行役員 営業本部長 兼 ファインピックス事業部長の坂根徹氏は「先週の発売以来、ヨドバシカメラ、ビックカメラでいずれも売り上げナンバーワンになった」と胸を張る。

坂根専務は、「ISO1600という、これまでのデジカメでは考えられなかった超高感度を実現したことで、店頭での差別化が図りやすくなった」と好調な売れ行きの理由を分析する。「これまで、画素競争、薄型競争が盛んだったが、我々が提示した全く新しいコンセプトが受け入れられたと考えている」。

「FinePix F10」は、同社が新開発した「スーパーCCD ハニカムV HR」と「リアルフォトエンジン」の搭載により、有効画素数630万画で最高感度ISO1600を実現。高感度撮影がカメラまかせで簡単にできる「ナチュラルフォトモード」を使うことで、室内や暗いシーンでもフラッシュを使わずに、ノイズやブレの少ない写真撮影が可能となっている。

「暗いところはもちろん、スポーツなど動きの速いシーンでも、高感度の恩恵を実感していただけるはず。たとえばメリーゴーランドを撮る際、従来のデジカメでは木馬がブレてしまったりということがあったが、F10ならクリアに撮影ができる」。

来週には、ディズニーランドの夜景をフラッシュなしで撮影している様子を紹介するテレビCMの放映が始まる予定。

なお、同社は銀塩カメラ「Natura」やカメラ付きフイルム「写ルンです Night & Day」でも、F10と同じく超高感度をメインコンセプトに据えており、どちらも売れ行き好調とのこと。

高画素化、薄型化、大画面液晶、手ブレなどに続く新たなデジカメのキーポイントとして、今後は「超高感度」に注目する必要がありそうだ。

(Phile-web編集部)