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<CES2005レポート28>マランツ・アメリカ(その3)北米でも注目の最新プロジェクター「VP-12S4」

2005/01/09
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●北米でも「DLP」はひとつのステイタスを築いている。画質的には液晶方式と比べて一長一短があるが、ホームシアターのトップブランドが軒並み、ハイエンドプロジェクターにDLPデバイスを採用していることもDLPの高い位置づけに影響しているはずだ。マランツのプロジェクター「VP-12」シリーズの注目度も高い。

VP-12S4

日本でも発表済みの「VP-12S4」はシリーズの最新モデル。日本では「VP-13S1」という短焦点(ショート) レンズを搭載したモデルが同時発表されたが、北米モデルでは「VP-12S4」が統一名称となっている。短焦点(ショート) レンズ、標準レンズ、長焦点(ロング)レンズは購入時に選択できるようになっている。インストーラービジネスが普及している北米では、ユーザーが投写距離の心配をしなくてもいい。おまかせである。

VP-12S4の特長は、マランツと放送用業務機器で高い実績を誇るカナダ・ジェナム社が約3年にわたり共同開発した新ビデオプロセッサー「GF9350」を採用したことである。ブースにもジェナムの説明コーナーを設けていた。また、世界中のメディアで高評価を受けた、3チップDLP採用のVP-10S1も同時展示。映像技術的に少し古くなった感じは否めないが・・・。

VP-10S1

プロジェクターの隣のコーナーでは、ホームシアター用のカスタムプログラムリモコンを4モデルラインナップ。最上級機からRC9500($1099.33=約11万5000円)、RC5400($649.99=約6万8000円)、RC3200( $249.99=約2万6000円) 、RC1400($129.99=約1万3600円) である。写真のRC5400は日本では5000iというのがかつてラインナップされていたが、日本未発売の新製品である。

RC9500

RC5400

(AVレビュー編集部 ながい)

[ces2005]

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