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<CES2005レポート26>マランツ・アメリカ(その1)日本未発売のユニバーサルプレーヤー“DV7600”登場

公開日 2005/01/09 12:02
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マランツ・アメリカの展示ブース
●マランツ・アメリカは、「ホームシアター」がテーマのサウスホール1の入口に陣取って、様々な商品展示をしている。まさにベストポジションだ。すぐ左隣がデノンだが、こちらは少し地味な展開だ。マランツ・アメリカのブースを紹介していこう。


ユニバーサル・プレーヤー「DV9500」
まずはユニバーサル・プレーヤー。日本でも夏に発表され、AVファンに大ヒットを記録したDV9500。CESでは北米向けのブラックシャーシが展示されていた。同社初のオリジナルドライブを搭載し、SACD(マルチ/ステレオ)、DVDオーディオ、DVDビデオ、CDなどの光ディスク再生に対応する。DTS96/24のデコードができる初めてのプレーヤーでもある。ビデオDACは216MHz/14bit、HDMI端子出力も装備する。日本でのヒットの理由は、これだけのハイスペックでありながら、15万円というリーズナブルプライスを実現したところにある。ちなみに米国価格は$2099.99(約22万円前後)、日本より高い。


米国オリジナルモデルの「DV7600」
その価格設定の事情も背景になるのだが、米国オリジナルモデルのDV7600が発表されていた。仕様はDV9500とほぼ同じで、ビデオDACが12bitになって、DTS96/24のデコーダーは省略されているがHDMI端子は装備し、$1099.99(約11万5000円前後)という価格設定は魅力的。DV9500が15万円である日本での発売はないという。

(AVレビュー編集部 ながい)

[ces2005]

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