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<CES2005レポート余録>砂漠のオアシス、ラスベガスに雪が降った!

公開日 2005/01/08 12:09
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どんより曇った雪空のラスベガス。熱帯系の樹木とのアンバランスが不思議だ

シャトルバス乗り場に向かう、負け組
●ネバダ州ラスベガスは、シエラネバダ山脈の東にあり、この山脈に遮られてほとんど雨が降らず、州全体が砂漠だ。ラスベガスの気候は1年を通して昼間は非常に暑く、乾燥している。まさしく山に囲まれた、砂漠の中にあらわれたオアシスといった表現がふさわしいが、そんなラスベガスが年初からおかしい。

CES取材のためにラスベガス入りする前から嵐があったなどと聞いていたが、7日の朝、窓から外を眺めると、雪!「砂漠に降る雪」である。さすが昼前には雨に変わったが、年間250日以上が晴れというからやはり珍しい。

CESに向かうシャトルバス乗り場は屋外にあるのだが、ほとんどの人が傘を持っておらず濡れたまま待っていた。そりゃそうだ。降雨はかなりの確率の低さだろう。この天候がカジノの賭けだとしたら、CESの来場者の多くは「負け」だ。そして折りたたみ傘を差して取材先に向かう私は、「大当たり」だったわけである。

(AVレビュー編集部 ながい)

[ces2005]

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