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2005年は「変わる秋葉原」の象徴の年に−秋葉原電気街振興会の新年会が開かれる

公開日 2005/01/06 17:23
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●本日1月5日、東京・水道橋の東京ドームホテルにて、「秋葉原電気街振興会 平成17年 新年交歓会」が開催された。会場には秋葉原に店を構える量販店のトップや、メーカーの営業担当重役が多数出席した。

振興会会長の小野一志氏

交歓会の冒頭、挨拶に立った振興会会長の小野一志氏は、「2004年は、国内では台風や地震の被害が甚大で、年末にはスマトラ沖の大地震が起きた」とし、「まだまだ自然災害に対して人間の力は微力であると感じた」と述べた。続けて小野会長は、「ただし2005年の初売りは、神田明神とタイアップして行った『新春開運キャンペーン』が非常に好調で、スタンプラリーも功を奏したのか、新年早々薄型テレビやDVDレコーダーを購入して帰宅する方が多かった」と明るい兆しを実感しているようだ。

また小野会長は、「昨年は秋葉原電気街振興会として、春に吉本、夏に小錦、冬に小川直也のハッスルキャンペーンを行うなどの集客活動に務めて、効果を収めた。また、東芝とタイアップしているオリジナルブランド『√a』でも、念願だったノート型PCの発売をすることができた」と成果を強調した。

さらに、「今年は秋葉原駅前の再開発が進み、世界的なIT拠点が確立すされる年になる」とし、「2005年はその果実を享受できる年になるだろう」と予測した。

(株)東芝 取締役執行役社長の岡村正氏

続いて、来賓代表として挨拶した(株)東芝 取締役執行役社長の岡村正氏は、「昨年はデジタル家電市場が大きく伸び、各社ともその波を捉えて感動や驚きをユーザーに提供することに成功した」としながらも、「スマトラ沖で被害があれほど拡大したのも、ひとつには情報システムの不足があったとされている。我々が目指すユビキタスネットワークも、単に驚きと感動を提供するだけでなく、安心と安全も実現しなければならないと改めて痛感した」と述べ、人々の生活を守るインフラ作りに強い意欲を見せた。

参加者による鏡割りも行われた

パーティーの模様

秋葉原については、「駅前のクロスフィールドが完成し、つくばエクスプレスも開通する。今年は『変わる秋葉原』の象徴の年になる」と指摘した。

(Phile-web編集部)

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