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業界展望2005 メーカーアンケート「ホームシアター」

2005/01/03
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営業部 リーダー 市野金行氏
時代が求めるスクリーンを提供 豊かなシアター空間を創造する

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

2005年はホームシアターからホームエンターテインメントに進化する「ホームエンターテインメント元年」と位置付けられる。従来のマニアックな楽しみ方から設置環境に自由度を持たせたホームシアターの様々な楽しみ方が要請されており、それに見合った商品の開発と販売を行っていく。2004年には電動や手動で降りてくる従来のスクリーンに変わり、昨年来、当社のフロアー型スクリーンBS-80Hなど下から立ち上がるスクリーンが好調だったのもその一例だ。

また、オーディオビジュアルをより高いクオリティで再生するハード面の提案だけでなく、システムが入る空間をより豊かに演出するためのインテリアを含めたソフト面での提案が重要となる。当社では、設置という機能で捉えるのではなく、ハイセンスなデザインを持つVogel's社の商品の販売を通じ、ホームシアターの使用される空間により素敵な、楽しくなるデザインを提案。今後とも豊かなホームシアター空間を創造していく。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

ブロードバンドの伸長でコンテンツがより手軽に入手できるようになる。ブルーレイなどの記録装置の低価格化が進み、ユーザーが高画質・大容量のコンテンツをPC以外でも録画できるインフラが整備され、社会はオーディオビジュアルにさらに強い関心を示す。

このような中、スクリーンではあまり技術革新がされていなかったことが、その存在価値を低めてきたと思う。しかし、弊社のピュアマットII、ピュアマットIIplusなど、ようやく時代の要請にあった商品の開発が出来始め、高度な映像再生が可能になった。これに満足することなく、時代のニーズに見合ったスクリーンの在り方を追求していく。昨年投入した、世界一のサウンドスクリーンと言える仏・Screen Research社のClearPix2は、今まで音質的に不満をお持ちだったオーディオ・マニアの方にも納得していただけると自負している。本物の喜びをお届けすべく、色々な商品を開発、提供していきたい。

(Senka21編集部)

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