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アイリバー、Music IDやDRMに対応した5GB HDD内蔵“H10”シリーズを発売

公開日 2004/12/17 18:31
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都内のクラブにて華やかに開かれた発表会

H10 [5GB;color]
●アイリバー・ジャパン(株)は、5GBのHDDを内蔵したデジタルオーディオプレーヤー「H10 [5GB;color] 」を1月上旬より発売する。価格はオープンだが同社オンラインショップ「iriver e・store」では32,800円(税込)で販売される。

本機は、容量5GBのHDDを内蔵し、コンパクトサイズと約96gの軽量ボディを実現したデジタルオーディオプレーヤー。液晶ディスプレイには26万色の描画が可能な1.5インチTFT液晶を採用した。ボディカラーはネオシルバー、ディープレッド、ミッドナイトブルー、ストレートグレイの4色が用意された。


ReignCom キム副社長

アイリバー・ジャパン 遠藤社長
本日都内で新製品発表会が行われ、iriverブランドを展開するReignComの副社長ヘンリー・キム氏とアイリバー・ジャパン社長 遠藤氏が出席した。

初めにキム氏が同社製品の市場動向について説明を行った。本年の同社のデジタルオーディオプレーヤー製品の売り上げ見込みは300万台。全世界の見込み2,200万台のうち15%のシェアを獲得していると説明。また、HDD非搭載のフラッシュメモリータイプではトップレベルのシェアを獲得していると強調した。2005年度の売り上げ目標は本年度の2倍の700万台。「コンテンツとハードの融合」を目指し、様々なパートナーと協同してさらなる成長を遂げたいと語った。

次に登壇したアイリバー・ジャパン遠藤社長は、今回の新製品「H10」の特長として次の2つをあげた。1つはデジタル著作権管理(DRM)技術に対応したことで、DRMが施されたWMAファイルを付属の音楽データソフト“iriver plus”を通じて本機に転送可能となったこと。もう1つは「ミュージックID」に対応したことで、ダイレクトエンコーディングした楽曲情報のない音楽データでも、インターネットを介して楽曲情報を取得することが可能となったことだ。同氏は最後に“H10シリーズ”の20GBモデル、40GBモデル、またフラッシュメモリータイプとしては最大容量となる2GBタイプの製品の発売も予定していることを明らかにした。


手に収まるコンパクトサイズ

再生、早送り/巻き戻しボタンは本体右に配置
「H10」は、操作部に「タッチスクロール」機能を採用。指先で軽くなぞるだけでカーソル移動などの操作が簡単に行える。また、FMチューナーや30種類のプリセットイコライザ、ボイスレコーディングなど、様々な機能を搭載した。バッテリー部は取り外しが可能。連続再生時間は最大で12時間を実現した。

また本機はMP3、WMAのオーディオデータの再生に加え、TEXTファイルやJPG画像の閲覧にも対応。それぞれの再生機能は、判りやすいGUIで簡単に切替が可能だ。

音楽データの管理と転送が可能なアプリケーションソフト“iriver plus”は標準で付属。クレードルやリモコン、追加用バッテリーなどは別売で2月以降に発売される予定だ。

【問い合わせ先】
アイリバー・ジャパン
サポートセンター
TEL/0120-266-551

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドiriver
  • 型番H10 [5GB;color]
  • 発売日2005年1月上旬
  • 価格\OPEN(iriver e・store価格32,800円)
【SPEC】
●HDD容量:5GB ●インターフェース:USB2.0 ●周波数帯域:20Hz〜20kHz ●ヘッドホン出力:18mW+18mW ●対応ファイル:MP3、WMA、TXT、JPG ●外形寸法:54.6W×95.5H×15Dmm ●質量:96.2g