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≪FPD 2004レポート≫32インチのOCB液晶パネル、e-ALIS方式のPDPなど

2004/10/20
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●東芝松下ディスプレイテクノロジー(株)のブースは、同社が独自に開発を進める液晶ディスプレイ用技術「OCB」を強くアピールする構成。

OCBは、液晶分子をベンド配向することで、5msecという高速応答、160°という高視野角を実現する技術。すでに23インチの製品はEIZOの“FORIS TV”「VT23XD1」に採用されている。

32インチのOCB液晶ディスプレイ

今回は、来年春に出荷予定の32インチモデルを展示。解像度は1,366×768のWXGAを実現している。

また同社ブースでは、「インテグラルイメージ方式」による3Dディスプレイも展示。従来のものに比べより自然な立体画像が表示できる。

さらに、3.5インチQVGAの有機ELや高精細なポリシリコン液晶など、モバイル/PC向けのディスプレイも多数ラインナップしていた。

3.5インチQVGAの有機EL

富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)のブースでは、e-ALIS方式のプラズマパネルを大きくアピール。中でも、パネル供給を受けるメーカーがチューナーや映像回路、電源などを搭載するユーザー実装エリアが従来比1.6倍になったことを訴求していた。

ズラリと並んだe-ALIS方式のPDP

ユーザー実装エリアが1.6倍に拡大

(Phile-web編集部)

fpd2004report

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