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DVD+R/+RWの最新技術動向をDVD+RWアライアンスが発表

公開日 2004/10/12 18:50
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●DVD+RWアライアンスは、ヒューレット・パッカード、三菱化学メディア(株)、フィリップス、(株)リコー、ソニー(株)、ヤマハ(株)各社により、DVD+RWディスクへの8倍速記録用の最終規格書案をリリースしたことを伝えた。この規格書に対応したDVD+RWディスク、および装置により、前面4.7GBのDVD+RWディスクを8分以下で書き換えることができるようになる。

新しい8倍速記録用DVD+RWディスクには高速書き換えが可能な高速相変化材料が用いられる。ドライブ装置は消去と書き込みそれぞれのステップ間の正しい温度バランスを保つため、短い高出力書き込みパルスを生成する能力が必要とされる。同団体からは8倍速記録に対応するドライブ、レコーダーがこの数ヶ月のうちに多くのメーカーからリリースされる見込みであると伝えられている。

また同団体から、8.5GBの2層DVD+Rディスクへの8倍速記録技術が、来る10月20日から開催されるWPC Expo 2004にて発表されることが明らかにされた。この技術が確立することで、従来の2.4倍速記録での全面記録47分と比較して、8倍速メディアでは全面16分以下で可能になる。メディア、および対応装置は来年の第一四半期に市場にリリースされる見込みであるという。

(Phile-web編集部)

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