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≪CEDIA REPORT 2004(13)≫ハルクロ、Dクラスアンプの新技術「LYRUS」搭載製品を初公開

公開日 2004/09/12 21:09
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●ハルクロ(HALCRO)のブース正面には、本体フロントパネルに液晶モニターを搭載した7.1chサラウンドプロセッサー・プリアンプ「SSP100」が展示され、ひときわ注目を集めていた。

本製品はマルチルーム環境に同時に異なる映像と音声ソースを提供することができ、4つのHDMI端子、DVI端子をはじめ、バランス/同軸のデジタル音声出力など豊富な端子類を揃える。SD信号を1080pにアップコンバートし、HDMIから信号を送り出す機能を備えるほか、自動音場補正機能も搭載する。本製品は2005年初旬、10,000ドル程度で発売される予定。

7.1chサラウンドプロセッサー・プリアンプ「SSP100」

「SSP100」の背面端子部

新製品のDクラスパワーアンプシリーズも本ショウで初公開された。それぞれ7ch/5ch/3ch/2ch出力に対応した「MCA70/50/30/20」各製品を展示。同社のBruce Candy氏が新たに開発したDクラスアンプ技術「LYRUS」が初めて搭載されたモデルとなる。

Dクラスパワーアンプ「MCA50」

各モデルともに、背面にRS232コントロール端子の他、イーサーネット端子を搭載。インターネットとつなぐことによって、「HRAS(HALCRO Reliability Assurance Service)」に自動的に接続され、機器にトラブルが生じた際にはその情報がメーカーのサポートセンターとインストーラーのもとに即時に配信され、サポートサービスを受けることができるというものだ。

ユニバーサルプレーヤー「UNI90」も展示されていた。バランス/同軸のアナログ出力のほか、同軸/光を音声に、映像はコンポーネント/S端子/コンポジット/HDMIデジタル出力を搭載する。

/ユニバーサルプレーヤー「UNI90」

(Phile-web編集部 山本)

[CEDIA2004REPORT]

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