HOME > ニュース > インフォシティ、6chを常時録画する大容量ビデオレコーダー「TeraTANK-LE」

インフォシティ、6chを常時録画する大容量ビデオレコーダー「TeraTANK-LE」

公開日 2004/08/17 18:16
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>「TeraTANK-LE」 <右>背面端子部
●(株)インフォシティは、コンシューマ向け大容量ビデオレコーダー「TeraTANK-LE (Light Edition)」の販売を同社Webサイトにて開始した。価格は84万円(税込)で、30台限定販売となる。

「TeraTANK-LE」は、300GBのHDD、ハードウェアMPEG2エンコーダー、UHF/VHFチューナーをそれぞれ6基ずつ搭載。6チャンネル分のテレビ放送や外部入力信号を9日間に渡り録画し続け、古くなった番組から自動的に削除していく。

本機は、放送業務向け同時録画システムとして開発したTeraTANKを基盤としている。ハードやソフトの仕様、保守プログラムなどを見直すことで低価格化に成功した。

なお、TeraTANK-LEの本体は「TT-LE-U1」「TT-LE-U2」の2台セットで構成される。それぞれ3基のHDDやチューナーなどを装備し、内容はほぼ同じ。この2台をソフトウェア「TeraCONTROL」で制御し、1つの機器として使用する仕組みだ。

録りためた映像は、番組表データと共に管理されるため、自分で整理する必要はない。視聴するには、LANで接続したWindowsパソコンが必要で、PCに専用のソフト「TeraVIEWER」をインストールして視聴する。同ソフトの対応OSはWindows-XP Home/Pro。番組表を見ながらコンテンツを指定して再生する方法のほか、日時をダイレクトに指定して再生することもできる。7秒/15秒/30秒/1分/5分/10分/30分/1時間/1日間隔で前後にシーンを移動したり、早送りや巻き戻しも7段階の速度が調整できるなど、使いやすさにこだわった設計となっている。

膨大な映像情報を管理するため、ブックマーク機能も搭載されている。映像を見ながら、好みのタイミングでサムネイル付きのブックマークを登録し、あとからブックマークをクリックすることでそのコンテンツが再生される。また、ブックマークを2つ以上登録すると、ブックマーク間を再生したり、動画ファイルに保存したりすることもできる。

同社では「パソコンからだけではなく、テレビなどで映像を視聴できるリモコン対応STBの発売も予定している」とアナウンスしている。

画質改善機能では、ゴーストリデューサー、3次元Y/C分離回路、デジタルノイズリダクションを搭載している。

【問い合わせ先】
株式会社インフォシティコンシューマエレクトロニクス開発事業部
TEL/03-5469-5620

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドINFOCITY
  • 型番TeraTANK-LE
  • 発売日2004年8月11日
  • 価格\800,000
【SPEC】
●HDD:300GB×6 ●録画:同時6チャンネル ●録画期間:9日間(2.5Mbps時) ●音声:音声多重/ステレオ放送対応 ●圧縮方式:映像:MPEG2, 音声:MPEG1 Layer2 ●解像度:720×480 又は352×480 ●ビットレート: 映像…1.3Mbps、2.5Mbps(初期値)、4.0Mbps、6.0Mbp 音声…160Kbps(映像が1.3Mbps時のみ)224Kbps、48KHzサンプリング ●同時アクセス数:3接続 ●対応チャンネル:VHF1〜12, UHF 13〜62, CATV C13〜C63(CATVの周波数に対応しているが、CATV会社のサービス内容に依存) ●入力端子:Sビデオ×6、ビデオ6, アナログ音声(RCA・R/L) ×6、アンテナ入力×6 (分配器を標準添付)  ●LAN:10/100BaseT×2