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日立の薄型テレビ新製品がTIのデジタルアンプテクノロジーを採用

公開日 2004/08/11 18:07
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●日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、TIのフルデジタルアンプ「PurePath Digital」、「TAS5001」PWMプロセッサーと「TAS5122」パワーステージが、(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループが8月5日に発表したプラズマテレビ、液晶テレビ新製品「WOOO」7000シリーズに採用されたことを明らかにした。

「TAS5001」は高性能24ビット、2チャネル96dBのPurePath Digital PWM(パルス幅変調)プロセッサであり、デジタル信号入力の劣化のないフルデジタルPWM変換を実現する。「TAS5122」は30W 2チャンネル・デジタル・アンプ・パワーステージで各種の保護回路を内蔵、最少の外付け部品点数でフルデジタル構成が可能になる。またヒートシンクまで不要としたパワーパッド・パッケージの採用によりコンパクトな大出力アンプを提供する。それぞれを組み合わせたフルデジタルアンプのPurePath Digitalオーディオは、最新のテクノロジーによってDVDホーム・シアター製品の音質向上、小型化を実現した実績がある。

同社は今回のプラズマTV製品への採用について、「フルデジタル処理による高品位な音質と高い電源効率が、厳しいスペース制約と製品要求特性をクリアした結果である」としている。また日立からも「今回採用したTIのデジタルアンプにより、プラズマテレビ・液晶テレビ「Wooo」シリーズで重要な要素である高音質と薄型とを同時に実現することができた」というコメントが寄せられている。

【問い合わせ先】
日本テキサス・インスツルメンツ(株)
プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
FAX/0120-81-0036

(Phile-web編集部)

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