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NEBA、定例記者会見を開催〜「第4四半期の売上げには大変期待が持てる」

2003/11/05
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●日本電気大型店協会(NEBA)は4日、東京都内にて定例の記者会見を行った。

岡嶋昇一会長は、1〜9月の売上げが前年比97.5%だったことについて、「冷夏によるエアコン不振が響いたが、『この程度でよく収まった』というのが率直な感想だ。エアコンの売上げ減をデジタル家電、洗濯乾燥機、サイクロンクリーナーが補った。8月と9月は前年を上回ったほか、日本経済全体に明るい兆しが見えており、第4四半期は大変期待が持てる」と語った。

同会長はまた、「ただし、競争があまりに熾烈化しているのも事実。ポイントやクーポン、現金割引など様々な制度が混在し、お客様は何がいちばん得なのかわかりにくくなっている。NEBAとしては、わかりやすく信頼の持てる秩序作りを目指していきたい」とし、公正取引委員会などと協調して問題を整理していく考えも明らかにした。

家電リサイクル方法に関しても、「テイクオフは上手くいったと思うが、小売店やメーカー双方のコストアップにつながっている。諸問題が解決しないまま品目を拡大していけば破綻が起きる。小売店、メーカーそれぞれが、問題点をまとめ上げ、行政に報告する必要がある」とした。

また、今後、NEBAでは人材育成に力を入れていくことも明らかにされた。家電が複雑化する中、商品知識を高めて顧客サービスを高めるねらいで、家電アドバイザーや店長候補を積極的に育成していく。

(Phile-web編集部)

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