<麻野勉のA&V FESTA 2003レポート>ニュアンス豊かな音楽再現を目指す、アイシン高丘

2003年10月24日
「FC5000」の類い希なる高音質再生のデモは必聴だ
●自動車のメーカー最大手のトヨタ系の部品子会社として「振動を制するものはオーディオを制する」というコンセプトのもと、スピーカースタンド、ラック、そしてインシュレーターなど高い評価を得てきたのがアイシン高丘だ。近年はスピーカーシステムへの進出を果たし、オーディオファイルの注目を集めている。

今回メインとなったのは、好評のFCシリーズの中核を成す「FC5000」だ。ディナウディオ製ソフトドーム・トゥイーターに、スキャンスピーク製のノンプレスパルプコーンのスコーカーとウーファーを採用した3ウェイ。キャビネットのフロント部に、ハイカーボン鋳鉄製の「マウントリング」を装備したMDFとアルダーのムク材を使用。音の純度を重視したネットワークと相まって、繊細かつ濃密でスピード感溢れるサウンドを再現する。渾身作であると言えよう。

(麻野 勉)

avfesta2003