HOME > ニュース > ソニー、i.Link搭載のスーパーオーディオCDプレーヤーを発売

ソニー、i.Link搭載のスーパーオーディオCDプレーヤーを発売

公開日 2003/10/14 18:19
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>SCD-XA9000ES <右>SCD-XA3000ES
●ソニーマーケティング(株)は、マルチチャンネル対応のスーパーオーディオCDプレーヤー2機種を発売する。

2機種の概要は以下の通り。
「SCD-XA9000ES」 10月21日 350,000円
「SCD-XA3000ES」 10月21日 125,000円

「SCD-XA9000ES」はi.LINK端子を装備。対応アンプと接続することで、デジタル信号をデジタルのまま送り出すことができる。また、アンプとプレーヤーの同期伝送技術「H.A.T.S.」に対応し、アンプからの出力段階でジッターの少ないデータ転送を実現している。さらにXA9000ESには、新機能として、5.1chアナログ出力時、リアスピーカーから再生する音の遅延時間を調節するディレイタイムアジャストメント機能も装備している。

両機とも、スーパーオーディオD/Aコンバーター(SA DAC)を搭載。SACD再生用のDSDフィルター、CD再生用のオーバーサンプリングフィルター、スーパーオーディオCD/CD両フォーマットを支える「マルチレベルD/Aコンバーター」を1チップ化したもの。オーディオ回路へのクロックデジタルノイズの影響の低減を実現し、音のひずみを低減する。

電源部には、漏洩磁束と振動の少ないRコアトランスを、オーディオ回路系とデジタル制御系のそれぞれ専用に2個搭載。

設定項目も工夫が凝らされ、「フルサイズスピーカー」「小型スピーカー+サブウーファー」など、さまざまなスピーカーの組み合わせを想定したセッティングプログラムを内蔵。これらの信号処理はスーパーオーディオCDプレーヤー用に開発した1ビットDSPで行われる。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番SCD-XA9000ES
  • 発売日2003年10月21日
  • 価格\350,000
【SPEC】
●再生周波数範囲(SACD再生時):2Hz〜100KHz
●周波数特性(SACD再生時):2Hz〜50KHz(-3dB)
●ダイナミックレンジ(SACD再生時):108dB以上
●全高調波ひずみ率(SACD再生時):0.0012%未満
●ワウフラッター(SACD再生時):測定限界以下
●消費電力:28W
●外形寸法:430W×127H×387Dmm
●質量:約16.2kg
  • ブランドSONY
  • 型番SCD-XA3000ES
  • 発売日2003年10月21日
  • 価格\125,000
【SPEC】
●再生周波数範囲(SACD再生時):2Hz〜100KHz
●周波数特性(SACD再生時):2Hz〜50KHz(-3dB)
●ダイナミックレンジ(SACD再生時):105dB以上
●全高調波ひずみ率(SACD再生時):0.0017%未満
●ワウフラッター(SACD再生時):測定限界以下
●消費電力:20W
●外形寸法:430W×124H×390Dmm
●質量:約8.2kg