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<INTERNATIONAL AUDIO SHOWレポート>ピーター・バラカン氏、和田博巳氏、LINNシステムでワールドミュージックを楽しく紹介

2003/10/11
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LINNブースで講演する、和田博巳氏とピーターバラカン氏
●インターナショナルオーディオショウでは各ブースで多くの講演が行われている。その多くがオーディオ評論家による試聴を交えた製品解説だが、なかにはソフト系にシフトしたイベントもある。つまり「こんなレコード(CD)もあるよ」といったものだが、やはりオーディオは音楽を楽しむもの。いい曲をよりよい環境で再生することの楽しさを再認識できる。

11日午後、リン・ジャパンのブースでは、和田博巳氏とピーター・バラカン氏によるイベントが行われた。両氏が所有のお気に入りディスクを会場に持ち込み、楽曲やアーティストにまつわるエピソードを交えながら再生した。両氏とも音楽に深く関わりつづけた方だけあって、その情報の広さ、面白さは格別。マーヴィン・ゲイから始まり、ラテンやインド系、クラブミュージック等々、一風代わったワールドミュージックを次々と紹介。立ち見の客でいっぱいの会場だったが、1時間はあっという間に過ぎていった。

試聴機器は、SACDプレーヤーのUNIDISK(ユニディスク)1.1とCDプレーヤーCD12から、コントロールアンプKLiMAX KONTROL、パワーアンプKLiMAX SOLO 2台で片ch、計4台で、スピーカーシステムのKOMRIをドライブした。(Phile-web編集部)

●主な演奏曲(イベント会場でのメモ書きなので、不確定な部分は悪しからずご容赦ください)
1.(ピーター・バラカン氏・選) CD『アイ・ウォント・ユー+17<デラックス・エディション>/マーヴィン・ゲイ』ユニバーサル・インターナショナル UICY-7171/2 1曲目を演奏

2.(和田博巳氏・選) SACDハイブリッド『ライヴ・アット・ザ・コパ/サム・クック』ユニバーサル・インターナショナル(ABCO) UIGY-7042 6曲目を演奏

3.(ピーター・バラカン氏・選) CD『CELLO SUITES 1.2.3/清水靖晃』ビクター・エンターテインメント VICP-235 1曲目を演奏

4.(和田博巳氏・選) CD『ONTO THE STREET(STILL AT THE THIRD WORLD WAR)/エル・ネグロ&ロビー(オラシオ・エルナンデス&ロビー・アミーン)』イーストワークス・エンターテインメントewcd-2001 7曲目「Money:Hombre Poderoso」を演奏

5.(ピーター・バラカン氏・選) CD『CANDOMBE/???』 ウルグアイの民族音楽カンドンベ 3曲目を演奏

6.(和田博巳氏・選) CD『La Musica de Baldemar Huerta/フレディ・フェンダー』輸入盤 2曲目「PERFIDIA」を演奏

7.(ピーター・バラカン氏・選) CD『ビヨンド・スキン/ニティン・ソーニ(Nitin Sawhney)』 トイズ・ファクトリー 6曲目「ナディア」を演奏

8.(和田博巳氏・選) CD『???/バホフォンド・タンゴクラブ(BAJOFONDO TANGOCLUB)』ユニバーサル インターナショナル 1曲目を演奏

9.(ピーター・バラカン氏・選) CD『ブレミッシュ(blemish)/デイビッド・シルビアン(David Sylvian)』海外盤samadhisound (sound-cd 0001) 7曲目「how little we need to be happy」(Gui.デレク・ベイリー)を演奏

[TIAS2003]

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