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<INTERNATIONAL AUDIO SHOWレポート>ケーブル「ACROLINK」シリーズの魅力が体験できる

公開日 2003/10/11 13:05
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左)評論家・福田雅光氏のイベントも大盛況 右)アイソレーショントランスの新製品もお披露目
●ショウ2日目の11日、アクロジャパンのブースでは、オーディオ評論家・福田雅光氏がラインナップを一新した同社のケーブルシリーズ「ACROLINK」の魅力を語るイベントが行われた。アクロリンクの前身であるアクロテックから受け継がれるストレスフリー加工、6N Cu素材を特長とした新しい製品の実力が、福田雅光氏の解説と体験試聴に明らかにされる。会場には満席の来場者が足を運んだ。

はじめにオーディオラインケーブルの新製品「6N-A2050II」とスピーカーケーブル「6N-1040II」を、それぞれバージョンアップされる前の旧モデルとの比較試聴しながら、進化した高品位な音質を楽しませてくれた。同じくこの秋にバージョンアップ、マイナーチェンジを果たして登場するラインケーブル「6N-A2200II」、スピーカーケーブル「6N-S1400II」、「6N-S1052」も試聴を行った。福田氏より「いかがですか、ご感想は?」と訊ねられた来場者からは、口々に「見事な解像度ですね」と驚きのコメントが寄せられた。

イベントの後半では、新しく開発されたハイエンドケーブル「MEXCELシリーズ」が紹介された。こちらはアクロテックからアクロリンクへの飛躍の成果が全て投入されたという同社のフラグシップモデル。価格においても贅沢な製品であるが、「アクロジャパンの良い物をつくりつづける姿勢、夢を追求する姿勢がここにあらわれている見事な製品です」と福田氏も語る、類まれなる実力を備える新製品だ。本日比較試聴を行ったのはオーディオラインケーブルの「7N-A2500 MEXCEL(25万円/1m)」、スピーカーケーブル「7N-S10000 MEXCEL(10万円/1m)」「7N-S20000 MEXCEL(20万円/1m)」の3製品だ。いずれも来年1月頃の発売となる。驚くほどに澄み切った、その豊かな表現力を体験した来場者からは、試聴後に感嘆のため息がもれていた。

同社ブースのイベントは11日計4回、12日計2回行われる。福田雅光氏によるイベントは11日午後16時、12日午前11時からも開催される。奮って足をお運びいただきたい。

その他、ラインナップを一新した電源ケーブル、屋内配線用EVFケーブルの新製品、参考出品されたテーブルタップなどが一同に紹介されている。また試聴に使われた機材として、11月下旬に発売されるアイソレーショントランスの新製品(50万円/型番は未定)にも注目だ。

[tias2003report]

(Phile-web編集部)


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