<井上千岳のINTERNATIONAL SHOWレポート>デノンラボ DALIのEuphoniaシリーズ

2003年10月10日
●インフィニティが事実上ハイエンドから撤退してしまい、代わってデノンラボから登場するのがデンマークのDALI。これまでクロスオーバーが輸入を取り扱ってきたが、デノンラボにバトンタッチされた形である。DALIにとってもフラッグシップ・モデルEuphoniaシリーズを立ち上げたところで、どちらにとってもいい節目となったと言っていい。
 
DALIはデンマークを代表するスピーカー・メーカーだが、実はさらに上位の企業であるオーディオ・ノードのスピーカー部門という位置にある。オーディオ・ノードには別にTACTというブランドもあって、他に種々の部門を持つことからもその規模を想像すべきである。もちろんDALIはデンマーク最大のスピーカー・メーカーである。
 
EuphoniaはDALIの技術が獲得した最新の成果を具体化したものと言ってよく、自社製リボン・トゥイーターとドーム・トゥイーターの組み合わせという巧妙な手法によって従来にないレスポンスを得ている。またコーン素材には木の繊維を混合した強靭な新素材を採用。キャビネットにも手の込んだ作りを採り入れてワイドレンジで解像度の高い再現力を現実のものとした。
 
このEuphoniaのジュニア・モデルとなるHelikonシリーズが今年の新製品。上級機の技術内容とデザインがそっくり継承されて、コスト・パフォーマンスの点でも目覚しいでき上がりとなった。ちなみにこれらを駆動するアンプには、スイスの新星オルフェウスが選ばれている。

(井上千岳)

[tias2003report]

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