HOME > ニュース > BHAなど、映像圧縮技術「XVD」を用いた映像配信事業を開始

BHAなど、映像圧縮技術「XVD」を用いた映像配信事業を開始

公開日 2003/07/23 18:32
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
●(株)ビー・エイチ・エー(以下BHA)、NSW(日本システムウエア株式会社)、JPX(株式会社ジェーピックス)の3社は、「XVD映像配信事業」を行うことで合意したと発表した。

これは、BHAの開発した映像圧縮技術XVDを用い、映像をエンコード、配信するサービス。具体的には、NSWは独自の広帯域・高セキュリティネットワーク「NSWエクストラネット」や都市型データセンターを始めとするインフラを、JPXはサーバー開発・運用に関わる管理業務サービス及び必要ソフトウエアツールを、BHA はXVDのライセンスをそれぞれ提供する。

なお、映像配信を受けるためには、プロバイダーをNSWに切り替える必要がある。

同事業はNSWが営業窓口となり、今年9月1日より営業を開始、2004 年3月までに売上1 億2千万円を目指す。当初は首都圏からサービスを開始し、今年末までに東日本にエリアを拡大する。また、年末に強力な回線バックボーンで東西地域網を接続し、来年より全国展開を図っていく。

コンテンツはビデオ・オン・デマンドで提供される。視聴は特別なプレーヤーなしでも可能だが、専用プレーヤーでは、コンテンツの暗号化によるデジタルデータ著作権保護機能も提供される。リアルタイムエンコードの遅延時間はわずか2秒程度(衛星中継並み)を実現している。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE