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東北パイオニア、超薄肉マグネシウム振動板採用の高音質スピーカを開発

2003/07/01
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超薄肉マグネシウム振動板
●東北パイオニア(株)は、(株)モリテックとの共同開発により、「世界初」となる0.05mmの超薄肉マグネシウムの成形技術と海水にも長期間耐えられる防錆処理技術を確立し、スピーカの振動板として理想の物性を持つマグネシウム振動板を開発した。

この新開発のマグネシウム振動板は、厚さ0.05mmのコーン形のトゥイーターで、特殊圧延方法による薄板化と特殊熱間プレス成形技術により製造が実現された。防錆処理には、超薄肉で軽量のマグネシウム振動板の特徴に影響を及ぼさない薄膜防錆処理を採用している。

同社では、本年秋より量産を開始し、当面はカーステレオ用高音質スピーカとして市販用途から市場導入を行い、順次OEM用高音質スピーカへの採用を検討していく予定だ。

(Phile-web編集部)

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