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インタービデオ、1パスでディスクtoディスクコピーができるDVD/CDコピーツールを発売

2003/06/16
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<左>DVD Copyのメイン画面 <右>発表を行うインタービデオジャパン シニアマーケティングディレクター 染谷裕氏
●インタービデオジャパン(株)は、簡単かつ高速にDVDビデオやビデオCDなどのコピーやバックアップを行うユーティリティー「DVD Copy」を7月4日より発売する。価格は6,900円。

本ソフトは、DVDビデオ、ビデオCDおよびSVCDなどから、オリジナルのクオリティを損なうことなく正確なコピーが可能なDVD/CDのコピー・ユーティリティ。なお、コピーガード信号が記録された市販のDVDディスクは扱えない。

オリジナル・ディスクそのままのクオリティでコピーができ、さらにDVDビデオからSVCDやVCD、DivXなどのフォーマットにコンバートしてCDにコピーすることも可能。また最大9.4GB の2層DVD-Videoを4.7GBの2枚のDVDメディアに分割して映像クオリティを損なうことなくコピーすることができる。出力プロファイルをDivXにすればビットレートや解像度を自動調整し、9.4GBの2層DVDをCD-R1枚に出力することも可能。さらにDVDイメージをMPEG1/2およびDivXフォーマットでHDDにファイル出力することもでき、ビデオ編集ソフトなどのアプリケーションで活用できる。

さらに本ソフトは、同社独自の「Unipassテクノロジー」により、ディスクからディスクへのダイレクトコピーを実現した。単一パスで記録を行うため、他のDVD複製ソリューションと比較し、最大45%以上高速にコピーができる。

GUIは最深3レイヤーの極めて分かりやすい構造で、操作はソースディスク(ドライブ)とターゲットディスク(ドライブ)を選択、さらにコピーフォーマットのプロファイルを選択するだけの簡単操作。再オーサリング機能により、チャプター単位で欲しいシーンや字幕/オーディオだけを選択したコピーもできる。

本日東京都内で行われた本ソフトの発表会では、インタービデオジャパン シニアマーケティングディレクターの染谷裕氏が本ソフトの機能を解説。シンプルな操作とコピー速度の2点に注力したとし、特に1パスでのコピーは同社独自の技術で、本ソフトより高価な他社製品でも実現していないことを強調した。また同氏は、DivX書き出し時の手動ビットレート設定機能や、2層DVDをビットレート調節して1枚の1層DVDにコピーする機能などを開発中であるとし、中でも後者はパッチかプラグインのかたちでなるべく早く提供する予定であると語った。

発表会には、米DivX Networks社のチーフマーケティングオフィサーであるMr.Kevin Hell氏も出席。同氏は、同社サイトからのDivXソフトダウンロード数が8,500万回を超え、また月間のユニークオーディエンスは1,300万に達しているとし、「DivXは映像界のMP3になる」とアピールした。また、今後同社は、INTERVIDEOと協力しながら編集ソフトやプロモーション活動を進めていくと説明した。

【問い合わせ先】
インタービデオジャパン株式会社
e-mail tech@intervideo.co.jp

(Phile-web編集部)


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製品スペックやデータを見る
  • ブランドINTERVIDEO
  • 型番DVD Copy
  • 発売日2003年7月4日
  • 価格\6,900
【動作環境】
●OS:Microsoft Windows 2000 Professional / Windows XP 日本語版
●CPU: Intel PentiumIII 600MHz以上 (Intel Pentium 4 1.8GHz以上を推奨)
●メモリ: 128MB以上(256MB以上推奨)
●HDD:30MB以上の空き容量(アプリケーションのインストールに必要)
●光学ドライブ:CD-R/RWドライブ(CD-R/RWへの書き込み時)
DVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD-RAMドライブ(DVDへの書き込み時)
●ビデオカード:ハードウェアオーバーレイに対応したAGPグラフィックスカード(16bit、SVGA以上表示可能なもの)
●サウンドカード:48KHzステレオ再生をサポートするサウンドカード(PCI接続を推奨)
●その他:Microsoft DirectX 8.1以上(アプリケーションCDに同梱)