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カノープス、PCで操作できるスキャンコンバーターとMPEG編集ソフトを発売

2003/06/06
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<左>スキャンコンバーター「SSC100」 <右>QUOSYSのフライヤー
●カノープス(株)は、マウスで操作できるパソコン内蔵型のスキャンコンバーター「SSC100」を6月末より、また、MPEGファイルの編集ソフト「MpegCraft」を7月中旬より、それぞれ発売する。

発売される製品の概要は以下の通り。
■スキャンコンバーター「SSC100」¥13,800 6月末発売
■MPEGファイル編集ソフト「MpegCraft」¥4,800 7月中旬

スキャンコンバーター「SSC100」は、拡大表示といった機能の操作や、拡大表示するエリアをマウスで簡単に操作することができる。今までのスキャンコンバーターは、PCと組み合わせて使用する製品にも関わらず、操作がPCから行えないという問題があったが、本機はそれを解決した。

また、マウスを動かすと、表示するエリアが移動する「追跡モード」を搭載。さらに、ウインドウを自動的に判別し、アプリケーションの任意のエリアのみテレビに出力するという使い方もできる。

この「SSC100」は、同社の新シリーズ「QUOSYS(クオシス)」の第1弾製品として発売される。QUOSYSはシンプルながら高性能な製品をコンセプトにして開発され、今まで同社製品を使ったことのない初心者層にも訴求していく考え。QUOSYSには「VIDEO」「GRAPHIC」「TV-IN」「TV-OUT」「ETC」の5つのラインナップが存在し、今後、同シリーズ製品が多数登場する予定。

「MpegCraft」は、MPEG形式の映像ファイルを編集できるソフトウェア。MTVシリーズに添付されている「MPEG Tools」を機能強化したもの。

本ソフトでは、MPEG1/2ファイルをフレーム単位でカット編集することが可能。ほかのソフトでは、ファイルを全て再エンコードするものもあるが、本ソフトでは、必要なところだけ再エンコードする「セグメントエンコード」を採用しているので、動作が非常に高速となっている。

「MpegCraft」には、MPEGファイル管理ツール「HomeEdge Explorer」が付属されている。簡易プレビュー機能でファイルを再生できるほか、VideoGate1000やDVStorm2シリーズでテレビへの出力が可能。

MPEGファイルコンバーター「TO MPEGツール」もバンドルされている。このツールには、DVファイルからMPEGへのエンコード、MPEGファイルのビットレートやストリームの変換機能を搭載している。

また同社は、ノンリニア編集システム「DVStorm 2」の値下げも発表している。新価格は以下の通り。

DVStorm 2 for DVD \168,000
DVStorm 2 Light for DVD \118,000
DVStorm 2 \148,000
DVStorm 2 Light \98,000

【問い合わせ先】
カノープス(株)
カスタマーサポート
TEL/078-992-5846

(Phile-web編集部)

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