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松下、Panasonicをグローバブランドとして統一。国外でのNationalブランドは廃止

2003/04/22
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おなじみのPanasonicロゴ
●松下電器産業(株)は、グローバルマーケティング力とブランド価値の向上を目指し、「Panasonic」をグローバルブランドと位置づけることを決定した。

また、同社の統一ブランドコンセプトを「ideas for life」とした。

「Panasonic」ブランドは1961年に北米向けブランドとして使用を開始して以来、そのブランド価値を国内・海外で高めてきた。今回、「Panasonic」をグローバルブランドとして一本化することにより、マーケティング原資を集中して、効果的なコミュニケーション活動を展開し、幅広い商品を持つ同社の業務内容をアピールしていく。

欧米で築き上げてきた「安心感・信頼性」と「先進性・先端性」といった価値をあわせ持つ「Panasonic」ブランドを、海外全地域で展開することによって、さらなるブランド価値の拡大を図っていく。

このため、現在、東南アジア、中国、中近東等で「National」ブランドを使用している商品については本年度下期の新製品から「Panasonic」ブランドに切り替え、あわせて屋外看板などの広告宣伝ツールも2003年度中に切り替えを完了する予定。

日本国内については、「National」ブランドが同社のアプライアンス商品のブランドとして、ユーザーからの認知度や信頼感が高く、また創業以来のオリジナルブランドであることから、引き続き「Panasonic」と共存させていく。

グローバルブランドスローガン「Panasonic ideas for life」は、「全世界の従業員が、開発・製造・販売・サービスを通じて、人々の豊かなくらしや社会の発展に、価値あるアイディアを提供し続ける」という同社のメッセージという。

同社では、7月1日付で、コーポレートコミュニケーション本部傘下に「ブランド戦略室」を設置し、グローバルで一貫した全社ブランド戦略を構築していく。

(Phile-web編集部)

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