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≪CES 2003 REPORT≫山之内正氏と巡るCES2003レポート〜SACDプライベートイベント〜

公開日 2003/01/11 17:57
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●CES開催期間の1月10日、ソニー、フィリップスなどSACDグループが主催するイベントがラスベガスのハードロックホテルで行われた。

クラブでのパーティ形式で賑やかに開幕し、ソニーの社長・COOの安藤国威氏をはじめとする首脳陣も参加。ゲストにはユニバーサルミュージック、ソニーミュージックなどメジャーソフト会社のメンバーが勢揃いした。

昨年のCESでも同様なイベントが開催されたが、今年はさらに規模を拡大して行われ、SACDの成長を実感させる結果となった。最新のタイトル数は約1,000タイトルに上るという。

今年発売される新譜情報も一部公開されたが、SACDの普及を担うポピュラー系アーティストの参入と、旧譜のSACD化が目立つ。ユニバーサルはポリスの一連のアルバムをステレオとマルチチャンネルでSACD化し、EMIからはピンク・フロイドが登場する。ソニーミュージックはボブ・ディランのアルバムを15タイトル以上発売するという。

ソニーミュージックは、米国インディアナ州のSACD工場にハイブリッドSACDの生産ラインを新設し、今年5月から稼働させる。生産規模は月産5万枚というから、今後はハイブリッドSACDの供給もかなり安定するはずだ。(山之内 正)

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