松下、NEC、コーディングテクノロジー社がモバイル、ポータブル機器向けのローパワーSBR技術を開発

2002年12月12日
●松下電器産業(株)、NEC、スウェーデンのコーディングテクノロジー社の3社は、来年5月規格化予定のオーディオ符号化技術MPEG-4 AAC Plus SBR (aacPlus)に比べて低演算量を実現するモバイル、ポータブル機器向けのローパワーSBR方式を共同開発し、10月のMPEG上海会議でMPEGの最終委員会原案に採用されたと発表した。

このローパワーSBR方式は、従来のSBR方式よりデコード処理を40%少ない演算量で実現でき、かつ48kbps(ステレオ)時でもCDに迫る高音質再生を実現することが可能となる。そのため、携帯電話をはじめとするモバイル、ポータブル機器で要求される低消費電力のプロセッサでも余裕を持って実装でき、戸外でも高音質の音楽を長時間楽しむことが可能になる。

なお、今回のMPEG-4 aacPlusで使われるローパワーSBR技術に関するライセンス窓口は、コーディングテクノロジーが担当する予定とのことだ。
(Phile-web編集部)