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[Inter BEE 2002 レポート]プロオーディオ関連ホールにはお馴染みのメーカーがズラリ

公開日 2002/11/20 19:07
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<左>ヤマハブースではサラウンドプロダクションのセミナーを行っている <右>レトロテイストあふれるオーディオテクニカのブース
●本日より、幕張メッセにおいて2002年国際放送機器展(Inter BEE 2002)が開催されている。会期は11月20日(水)〜22日(金)までで、開場時間は10:00〜17:30(最終日は17:00まで)。入場は無料となっている。

展示ホールはプロオーディオ関連と映像・放送機材関連とに分かれている。

プロオーディオ関連ホールには、マランツ・プロフェッショナルやヤマハ、ヘビームーン、エレクトリやJBLなど、コンシューマーオーディオでもおなじみのブランドがズラリとブースを構えている。

★JBL
ラインアレイ・システム「VERTEC Series」を大きくフィーチャー。この構造では、垂直方向の指向性が高まり、到達距離が長くなるという利点がある。また、コストパフォーマンスが高い「Sound Factor」シリーズ、商業設備用の「Control」シリーズの新作などを展示。

★ヤマハ
1987年の「DMP7」からはじまった、同社デジタルミキサーの歴代の銘機をディスプレイ。PMの歴史もおさらいできる。最新モデルでは、2003年3月に発売予定のデジタルプロダクションコンソール「DM1000」に力を入れており、サラウンドプロダクションの具体的な方法を体験できるセミナーも行っている。

★RAMSA
ここでの注目は、なんといってもブロードバンド・ライブ配信システム「Sound-IT」。松下電器と吉本興業が共同開発したもので、遠く離れた場所同士で相互に映像や音声をやり取りできる。実際に有明のパナソニックセンターと幕張メッセの同ブースを専用IP網でつなぎ、有明で行っているライブをHD映像で映し出していた。こちらの観客の様子も向こうに表示され、掛け合いを行うなど、あたかも同じ場所でライブを行っているかのような一体感を感じることができた。

★オーディオテクニカ
同社の創立40周年を記念し、40年前の日本の商店街をイメージしたレトロなブースを構えている。ナムコのナンジャタウンに雰囲気が似ている。最新のマイクやカートリッジなどの紹介も、テキ屋風に行うというこだわりよう。

★Electro-Voice
様々なPA用スピーカーを展示。シネマスピーカーシステム「Variplex Matinee」の姿も。

★ボーズ
デジタルパワーアンプの新モデル「BDA-2502」を展示。250W×2ch(8Ω)の出力を誇る。自然空冷方式を採用したのもポイント。

★タイムロード
ピュアオーディオファンにおなじみのブランド、CHORDのプロ用パワーアンプ「SPA1232」が展示されていた。

(Phile-web編集部)

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