松下電器中間決算、中村社長が会見

2002年10月30日
松下電器産業・中村邦夫社長
●松下電器は、2002年度の中間決算を発表した。売上高は35,372億円(前年比104%)、営業利益454億円(同プラス1,211億円)、税引前利益543億円(同プラス1,416億円)、当期純利益178億円(同プラス873億円)となり、同社・中村邦夫社長は「2002年度上期の業績は、7月末に上方修正した連結営業利益を確保することができた」と述べた。

年間見通しについては、「このところ不透明感が出てきている」と語り、「第三四半期の米国の消費需要がどうなるのか。また、米国を中心に世界的にパソコン、AVなど商品の価格下落が起こっており、それがデバイスの価格下落へとつながり、限界利益率の高いデバイスでの収益確保が課題となっている。さらに、パソコンと携帯電話の伸びが止まった」と、先行き不透明な見通しの立てにくい点を強調しながらも、「社会に公約した営業利益連結で1000億円は確保する」と力強く語った。

また、これまでの事業部制からドメイン会社別の自主責任経営へと事業再編を目指す同社だが、中村社長は「新しいドメインによる事業体制を構築しているところ。新たなドメインの事業体制に合わせ、経営の仕組みを抜本的に変えていく。キャッシュフロー型の経営に全面転換を行い、2003年度は、新しい松下の経営の仕組みを取り入れることになる」と決意を述べた。(詳細は11月25日発売のSenka21 12月号に掲載)