松下、モバイル向け地上波デジタル放送用OFDM復調LSIを開発

2002年10月24日
●松下電器産業(株)は、国内の地上波デジタルテレビと地上波デジタル音声放送の1セグメント受信に特化し、世界最小の消費電力と実装面積を実現した地上波デジタル放送用OFDM復調LSIを開発した。受注を2002年11月に開始し、サンプル価格は3,000円となっている。

本LSIは、世界最小の消費電力9mW(Typ.)を達成。これは従来比1/4程度となる。さらに、復調処理と誤り訂正処理を1チップに集積したことにより、業界最小水準の実装面積も実現した。また、入力信号に含まれる非線形歪を補償して従来比1.6倍の受信特性を実現したのも注目される。

先日NECからも同種のLSIが発表されたが、本LSIはそれよりさらに消費電力を少なくしたことが特徴となる。

本開発品により、地上波デジタル放送受信部の低消費電力化および小型化が実現される。同社では、本LSIをモバイル向け携帯情報端末や携帯電話に向けて採用をよびかけていく。(Phile-web編集部)