ソニー、容積1.5mlの超小型テレビチューナーモジュールを商品化

2002年10月09日
超小型テレビチューナーモジュール「BTF-ZJ401」(左)、「BTF-ZJ411」(右)
●ソニー(株)は、日本国内の現行地上波テレビ放送を受信できる容積1.5mlの超小型テレビチューナーモジュール「BTF-ZJ401」と、ステレオ/音声多重放送にも対応した容積2.5mlのテレビチューナーモジュール「BTF-ZJ411」をそれぞれ商品化、2003年2月1日よりサンプル出荷すると発表した。

超小型テレビチューナーモジュール
・「BTF-ZJ401」(モノラル音声)/サンプル価格(税別):35,000円/サンプル出荷時期:2003年2月より
・「BTF-ZJ411」(ステレオ/音声多重放送対応)/サンプル価格(税別):40,000円/サンプル出荷時期:2003年2月より

テレビ放送を受信するチューナーモジュールは、アンテナを介して入力されたRF信号から特定のチャンネルの信号を選局して増幅する高周波部と映像音声信号に変換する復調部で構成されている。従来のチューナーモジュールは、多数の空芯コイルを組み合わせたアナログ回路でこの高周波部を構成しており、モバイル機器への搭載にあたって求められる小型化、薄型化や低消費電力化を図ることが困難であった。 同社では、高周波部と復調部の機能を実現するそれぞれ専用の半導体を独自に開発し、発振器や増幅器などを一体化するとともに、空芯コイルを置き換えることで、チューナー モジュールの小型・薄型化を実現した。

「BTF-ZJ401」では、同等機能を有する同社現行チューナーモジュールに比べて1/25に相当する容積1.5mlの超小型化を実現。厚さ3.0mm、3.5gのコンパクトサイズを活かし、様々なモバイル機器への搭載が期待される。また超小型ながらもSN比47dBの受信性能、0.8Wの低消費電力を実現した点も特筆される。「BTF-ZJ411」は、ステレオ/音声多重放送に対応している。

(Phile-web編集部)