≪CEATEC≫ 放送アナリスト・佐藤和俊の「シーテックジャパン」フォトレポート(1)

2002年10月03日
●シーテックには本来、初日に出向こうと思っていたのだが、気圧的には戦後最大の台風の関東直撃で、放送事業者のコンサル仕事で呼び出され、2日(水)に1日かけて取材することになった。

特に、象徴的なものは、「ホーム&パーソナル」ということで、松下電器の脇にAU=KDDIやNifty=富士通ブースが出現。ワイヤレスソリューションと相まって、さながら「ブロードバンド・シーテック元年」といった様相となったことだ。皇太子殿下が海老沢会長に伴われて会場見学という12年ぶりの話題もあったが、ここでは読者の皆さんに「デジタルメディア」関係と筆者が独断で思ったネタについてまとめてみるものである。選択は私にお任せあれ。

まずは、部品代表としてSTマイクロ。ここは、読者の方々には馴染みはないかもしれないが、チップセットメーカーであり、日立のAV製品を始めとして、わが国のメーカーへDVD、デジタル衛星放送受信機器、カーステレオ等向けに多彩なデバイスを供給している世界最大の会社だ。「デジタルシアターソリューション」ということで、視聴ブースもあり、なかなか楽しい。

その後、部品展示コーナーで、シャープのめがねなし、立体ディスプレイにぶつかる。視差クロストークを利用した8.4インチ液晶もの。もともと、ゲームは3Dに作られているので、画素数が半分になったものを2枚一度に一つのディスプレイに投射。実写ものは2台のカメラで撮らなければならない(これは耳のStereoと同じ原理)ので、なかなかソフトは展示できないのだが、今回はもう一つ電子辞書ものをデモ。

写真左:STのデジタルホームシアターは、DVDとデシタル放送レシーバーのコンセプトだ。
写真右:めがねなし立体テレビとはやるなシャープ!

(佐藤和俊)