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日本TI、デジタル・オーディオ・プロセッサの新製品を発表

2002/08/27
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●日本テキサス・インスツルメンツ(株)は本日、DAP(デジタル・オーディオ・プロセッサ)製品ファミリの『TAS31xx』とその第一弾となる新製品『TAS3103』を発表した。

『TAS3103』は、高性能、小型化、低価格化を同時に実現したデジタル・オーディオ・プロセッサで、48ビット固定機能のDSPコアを搭載し、135 MHz、540MIPS(毎秒540×106演算命令実行)の高い処理能力をもち、最高32ビット分解能のデータ入出力を、38ピン、43平方ミリメートルの小型パッケージで実現した製品だ。

また、主要なオーディオ・エフェクトのアルゴリズムを係数の書き換えのみで搭載でき、高品質なオーディオ・プロセッシングが可能になった。主にミニ/マイクロ・コンポ、大型ラジカセ、DVDプレーヤー、オーディオ/ビデオ・レシーバ (AVR)、テレビ、ホーム・シアター機器、カー・オーディオ・システムなど、オーディオ機器全般への搭載が見込まれる。

本製品は本日より供給され、量産出荷は2002年9月中を予定している。価格は38ピンTSSOPで出荷され、50,000個注文時の単価が2.50ドルとなる。

(Phile-web編集部)

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